2000 Fiscal Year Annual Research Report
脳卒中急性期リハビリテーションのリスク管理-姿勢変換と関節可動域訓練の頭蓋内圧に対する影響-
Project/Area Number |
12832006
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
相馬 正始 弘前大学, 医学部・附属病院, 助手 (80241470)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩田 学 弘前大学, 医学部, 助教授 (80232685)
近藤 和泉 弘前大学, 医学部, 助教授 (50215448)
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Keywords | リハビリテーション / 体位変換 / 関節可動域訓練 / イヌ / リスク管理 / 急性期 / 脳出血モデル |
Research Abstract |
動物実験倫理委員会の実験許可後,まずは,脳出血モデル作成用フレームを採型の上作製し,さらに,体位変換用,ならびに関節可動域訓練用のフレームを作製した。 脳出血モデルの作製に入り,基底核部に出血を作製できることをその都度確認した。 硬膜から脳脊髄液などのリークが最小限になるよう,接着剤・針などで工夫し,頭蓋内圧の一定保持に努めた。 体位変換では,頭蓋内圧亢進状態(20mmHg以上)で頭部挙上により圧の低下を認める傾向にあった。 関節可動域訓練においては,前肢,後肢の他動運動によっては有意な頭蓋内圧の変化を認めないが,体幹の回旋を行った一部のイヌにおいては,心停止を認め,頭蓋内圧を更に亢進させたものと思われた。その後まとまった例数にすべく実験中であったが,頭蓋内圧トランスデューサーの故障により,海外修理(2ヶ月間)となってしまい,これから十分なデータを得て分析予定である。
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