2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12871047
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Research Institution | International Research Center for Japanese Studies |
Principal Investigator |
佐藤 卓己 国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (80211944)
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Keywords | 新聞学 / ファシスト的公共性 / 公示学 |
Research Abstract |
研究計画の直接の成果は,『ファシズムのメディア学』(仮題)として出版を予定している。ドイツ新聞学の成立と日本での受容をめぐる研究枠組について,2001年6月2日同志社大学で開催された日本マス・コミュニケーション研究の起源を問い直す-ドイツ,アメリカ,日本におけるメディア研究の20世紀」(司会:吉見俊哉東京大学社会情報研究所教授)で「第三帝国ドイツ新聞学の"遺産"」を報告した。 また,10月6日東京大学社会情報研究所文化研究シンポジウム「戦争とメディア」にて「戦時雑誌とファシスト的公共性」を報告した。 関連する副産物として,『情報学辞典』(弘文堂.2002年刊行予定)に「公示学」「宣伝学」などを執筆した。
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[Publications] 佐藤 卓己: "出版バブルの中のファシズム-戦時雑誌の公共性"偏見というまなざし-近代日本の感性. 126-150 (2001)
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[Publications] 佐藤 卓己: "プロパガンダと情報操作"メディア学の現在(新版). 145-161 (2001)
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[Publications] 佐藤 卓己, 津金沢聡広: "『外国の新聞と雑誌』にみる海外論調"柏書房. 240 (2001)