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2000 Fiscal Year Annual Research Report

超高層建築の大規模改修技術及び解体技術に関する研究

Research Project

Project/Area Number 12875107
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

松村 秀一  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (00199853)

Keywords超高層建築 / 大規模改修 / 解体
Research Abstract

今年度は研究計画に基づいて超高層ビルの改修事例に関して、雑誌検索により国内外の事例収集を行うとともに、国内調査およびアメリカ・ニューヨークにおける現地調査によって工事主体等からの聞き取り調査を行った。またアメリカの現地調査においては、来年度以降の研究課題となる超高層ビルの解体技術に関しても解体事例に関する資料を収集することができた。
現在は改修事例を中心に資料の整理・分析および聞き取り調査のまとめを進めつつあるが、その中で、彼我の建築生産を取り巻く諸要因が超高層ビルをどの様に利用していくかについて大きな影響を与えており、それがひいては超高層ビルの大規模改修にも影響を与えていることが判明しつつある。その諸要因としては、建築物自体、建設業態、不動産の投資及び運用、建築士制度、建築関連諸法、などを挙げることができる。また超高層建築の解体については、収集事例の分析を通して建築物解体決定の経済的側面からの判断について分析しつつある。
来年度に向けては、現在までに収集した資料を更に読み込むことで超高層建築の改修に関して一層の分析を進めるとともに不足する資料の収集を行い、超高層ビルの解体に関しては資料の更なる収集を行うとともに超高層建築を実際に解体した業者にヒアリングを行う予定である。年度末にはこれらの知見を元に、超高層ビルを長期ストックとして活用していくための指針を示し得ると考えている。

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Published: 2002-04-03   Modified: 2016-04-21  

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