2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12877118
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
菊田 英明 北海道大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (30271654)
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Keywords | レプチン / RT-PCR |
Research Abstract |
(1)レプチンmRNA検出法の確立。レプチン遺伝子の第2及び第3エクソンにプライマーを設計してRT-PCRを計画した。陽性コントロールとしてhuman leptin cDNAを用いた(University of Maryland,Da-Wei Gong博士より供与をうけた)。最適となるPCRの条件を設定して、陽性コントロールに強いシグナルを検出できた。 (2)様々な感染症、悪性腫瘍などの消耗性疾患とレプチンとの発現の関連をみるために、以下の各種培養細胞、組織からtotal RNAを抽出して、Reverse transcriptaseにてcDNAを合成して、これを鋳型としてPCRを行い、レプチンmRNAの発現の有無を検討した。慢性活動性EBV感染症、EBV関連血球貪食症候群の末梢単核球、肝臓、脾臓などの組織DNAを検索した。結果は全てが陰性で、これらの細胞ではレプチンの発現を認めなかった。 (3)以上、現時点では感染症、悪性腫瘍などの消耗性疾患とレプチンとの関連を証明するには至らないが、引き続きin vivo及びin vitroの系を用いて検索を行う予定である。
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