2000 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
12894001
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
桂 利行 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40108444)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
斎藤 毅 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (70201506)
上野 健爾 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (40011655)
加藤 和也 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (90111450)
清水 勇二 国際基督教大学, 教養, 助教授 (80187468)
寺杣 友秀 東京大学, 大学院・数理科学研究科, 助教授 (50192654)
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Keywords | モジュライ / モノドロミー / p-進ホッジ理論 / 正標数 / 数論幾何 / 代数幾何 / 代数多様体 |
Research Abstract |
2001年1月15日-18日に,東京大学大学院数理科学研究科において"Arithmetic and Algebraic Geometry"という標題の数論幾何と代数幾何に関する国際的なワークショップを行った.参加者は約120人を数え,選りすぐった18の1時間講演によりこの方面の現状の調査分析を行うとともに,これからの研究の方向を模索するハイレベルのワークショップとなった.海外からの招待講演者はG.van der Geer(Univ.of Amsterdam),I.Dolgachev(Univ.of Michigan),C.Faber(Royal Inst.of Tech.),N.Katz(Princeton Univ.),B.Moonen(Univ.of Utrecht),N.Shepherd-Barron(Cambridge Univ.),W.Lang(Brigham Young Univ.)の7名で,その他に韓国からKeum教授の参加を得た.日本人講演者は宮岡洋一(京大数理研),吉岡康太(神戸大理),斎藤政彦(神戸大理),金銅誠之(名大多元数理),塩田徹治(立教大理),島田伊知朗(北大理),斎藤毅(東大数理),辻雄(東大数理),斎藤秀司(名大多元数理),加藤文元(京大理),望月新一(京大数理研)の各氏であった.また,加藤和也(東大数理),織田孝幸(東大数理)らの参加によってモジュライ理論,モノドロミー理論,p-進Hodge理論から正標数の代数多様体にわたる広い範囲の数学が総合的に討論され有益な会となった.当初予定していたF.Oort(Univ.of Utrecht)教授は都合によりこの会に参加いただけなかったが,2月に同教授を2週間東大に招聘した.これにより,同教授には講演会などを通じて,この企画調査のプロジェクトに御協力いただいた.
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