2000 Fiscal Year Annual Research Report
顕生累代海洋環境の解明をめざす国際共同研究のための企画調査
Project/Area Number |
12894012
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
松岡 篤 新潟大学, 理学部, 助教授 (00183947)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
指田 勝男 筑波大学, 地球科学系, 助教授 (60134201)
竹村 厚司 兵庫教育大学, 学校教育学部, 助教授 (90192632)
相田 吉昭 宇都宮大学, 農学部, 助教授 (90167768)
佐野 弘好 九州大学, 理学研究院, 教授 (80136423)
大藤 茂 富山大学, 理学部, 助教授 (60194221)
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Keywords | 海洋 / 中生代 / 古生代 / 放散虫 / テチス / パンサラサ / 付加体 / チャート |
Research Abstract |
平成12年6月に兵庫県立博物館において開催された第7回放散虫研究集会(参加者約60人)では,第9回InterRadを目前に控え,国際共同研究の活性化に向けた情報交換を行った.この研究集会の成果は,大阪微化石研究会の特別号として出版される予定である(竹村厚司・古谷裕編集).9月には,アメリカ合衆国カリフォルニア州で第9回InterRadが開催され,本基盤研究メンバーの大半が参加し,国際共同研究の推進に努めた.10月には,宇都宮大学で企画調査会議を開き,平成13年度から発足する特定領域創設に向けて具体的な議論を行った.また,同大学に設置されている,国際深海底掘削計画(ODP)の微化石リファレンスセンターサテライト研究室の見学を行うとともに,陸域の試料をも扱った研究・保管施設の構想について議論した.11月には,特定領域研究(B)「パンサラサ-テチスの古海洋学-時間・空間座標のリファレンス構築」(代表者:松岡篤)の申請を行った.現在活動中の顕生累代海洋環境研究に関わる海外地質調査の研究紹介を目的とした印刷物の出版を計画し,兵庫(6月),宇都宮(10月),茨城(平成13年1月)で編集会議をもった.この印刷物は日本古生物学会から,古生物学トピックスNo.2「パンサラサ-テチスの古海洋学-グローバル・フィールド・サイエンスへの招待」として,平成13年6月に出版される予定である(松岡篤編集).また,本研究の一環として,平成13年6月に開催される日本古生物学会年会において,「パンサラサ-テチスの古海洋学」を企画した(世話人:松岡篤・相田吉昭・佐野弘好).
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