2012 Fiscal Year Annual Research Report
シロイヌナズナにおけるエリシター誘導機構閉口へMAPキナーゼの関与
Project/Area Number |
12F02390
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
村田 芳行 岡山大学, 大学院・環境生命科学研究科, 教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
KHOKON M. 岡山大学, 大学院・環境生命科学研究科, 外国人特別研究員
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Keywords | シロイヌナズナ / エリシター / MAPキナーゼ / 気孔 / 孔辺細胞 |
Research Abstract |
シロイヌナズナにおけるエリシター誘導機構閉口へMAPキナーゼの関与を明らかにすることを目的とした。 材料には、シロイヌナズナMAPキナーゼ変異体を用いた。気孔運動(気孔閉口と開口阻害)、セカンドメッセンジャー産生(活性酸素種産生、一酸化窒素産生、細胞質カルシウム濃度上昇、細胞質アルカリ化)、イオンチャネル活性(原形質膜非選択性カルシウムチャネル活性化、S型アニオンチャネル活性化、原形質膜内向き整流性カリウムチャネル阻害)の変化を調べ、野生株と変異体とを比較した。 これまでに種々の違いを見出し、現在、その再現性を確認している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに進んでいるため。
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Strategy for Future Research Activity |
計画通りに推進する。変更や問題点はない。
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