2014 Fiscal Year Annual Research Report
歯冠形態形成におけるHippo経路制御機構の解明とその応用
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12J06748
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
二木 正晴 東北大学, 歯学研究科, 特別研究員(DC1)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | Hippo / Mst1/2 / AMBN / Neurotrophin-4 / cell proliferation / cell differentiation / ERK1/2 / TrkB |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、歯の発生過程におけるHippo伝達経路関連分子の発現とその機能的意義を明らかにし、歯の形態形成を規定する分子制御機構の解明を目的とする。 これまで歯胚と歯原性上皮細胞株、歯原性間葉細胞株においてHippo伝達経路関連分子の発現解析を行い、歯胚及び歯原性細胞株においてHippo伝達経路関連分子群の発現を明らかにした。また、胎生マウス歯胚の組織切片において関連分子群の発現解析を行う為に免疫染色を行い、歯の発生過程における関連分子群の発現を明らかにしてきた。さらに、Mst1/2注目し、その機能解析を行う為に歯原性上皮株においてsiRNAと発現ベクターにより細胞増殖と細胞分化について与える影響について解析を行い、より詳細な機能解析を行った。その結果、Mst1/2過剰発現させた歯原性上皮細胞株では細胞増殖は抑制され、細胞分化は促進されていることが確認された。これらの結果より、Mst1/2は歯原性上皮細胞における細胞増殖と細胞分化に深く関係していることが示唆された。これらに加え、神経栄養因子(NT4)刺激によりMst1/2がリン酸化される経路に関与している分子についてより詳細な解析を進めた。その結果、歯原性上皮細胞においてMEK inhibitorを処理することによってMst1/2リン酸化が阻害されることが確認できた。このことよりNT4刺激によりMst1/2のリン酸化はMEK1/2が深く関与している可能性が示唆された。この結果を元に、本年度、Mst1/2の過剰発現系においてこのリン酸化経路についてERK1/2とMst1/2について結合解析を行い、それらの結合が確認された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(1 results)