2001 Fiscal Year Annual Research Report
東アジア東南海域交渉史上の通詞の辞書・教本編纂による貢献に関する研究
Project/Area Number |
13021216
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
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Research Institution | Tokyo University of Foreign Studies |
Principal Investigator |
中嶋 幹起 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (10014507)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬戸口 律子 大東文化大学, 外国語学部, 教授 (90054858)
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Keywords | 通詞 / 対外交渉史 / 長崎通事 / 東京(トンキン) / 福州方言 / 南京語 |
Research Abstract |
研究代表者の中嶋幹起は、長崎を中心とした通詞の辞書・教本の収集を行い、瀬戸口律子は、沖縄において、関係資料の収集にあたり、これまで公開されることのなかった新発見による漢文資料を収集した。 海外での収集調査も、中嶋はフランスにて行い、瀬戸口は、中国(北京・南京)において行なった。これらの収集した資料は、個別に分析と解読が進んでおり、対外交渉に使用されていた言語(あるいは方言)の性質がだんだんと明らになってきている。中嶋は、ヴェトナムに行く機会があり、フランス人による辞書数種を得た。これらも、東京(トンキン)通詞の言語の解明に資するものである。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 中嶋幹起: "東京異詞相集解の言語について"梅田教授記念論文集. 618-625 (2001)
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[Publications] 中嶋幹起: "福建語"華僑・華人事典. 518-518 (2002)
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[Publications] 中嶋幹起: "海南島方言基礎語彙集"東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所. 350 (2002)