Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
畠山 史郎 国立環境研究所, 大気圏環境研究領域, 室長 (30132856)
奥山 喜久夫 広島大学, 工学研究科, 教授 (00101197)
大原 利眞 国立環境研究所, PM2・5・DEP研究プロジェクト都市大気保全研究チーム, 総合研究官 (80313930)
太田 幸雄 北海道大学, 工学研究科, 教授 (00100058)
幸田 清一郎 上智大学, 理工学部, 教授 (10011107)
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Research Abstract |
本研究領域は,4研究項目(A01:東アジアにおける大気エアロゾルの空間分布,A02:大気エアロゾルの性状と二次粒子生成,A03:東アジアにおける大気エアロゾルの輸送と酸性雨・酸性沈着,A04:大気エアロゾルの地球冷却化効果)について,実験・観測・理論的検討を行うものである。総括班では,領域全体の研究方針の策定や研究項目間の調整,研究成果の評価等を行い,平成15年度に実施した主な活動は以下の通りである。 1.総括班会議の開催:7回の総括班会議を開催し,公募班をも含めた本研究領域全体の研究の進め方,特に共同で行う集中観測,エアロゾル3次元分布測定方策,各研究班の研究推進状況のチェック体制,研究会の開催,最終的成果に向けた取り組み,国際会議の開催,研究成果出版等について意見の交換を行った。 2.第1回全体研究会の開催:計画研究班・公募研究班の組織化に合わせ2004年5月に全体研究会を開催し,研究代表者による研究内容,研究計画についての発表を行い,相互研究協力体制について確認した。 3.国際会議の開催:第16回核生成・大気エアロゾル国際会議を総括班が中心となって開催し,講演・討議を行うと共に国際交流を深めた。会議内容はNucleation and Atmospheric Environment 2004として刊行した。 4.シンポジウムの開催:2005年1月にシンポジウムを開催し,各研究班の研究成果の発表,討議を行った。 5.観測,測定に関する調査:「大気エアロゾルの連続測定・集中観測実施状況」調査を行い,また観測データ等のホームページへの登録と共同利用体制を築いた。 6.報告等の出版:研究計画一覧,平成16年度シンポジウム講演要旨集,平成16年度研究成果報告書,平成16年度Research Report, Nucleation and Atmospheric Environment 2004の出版を行った。
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