2006 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13135217
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
柏 太郎 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (30128003)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
江沢 康生 愛媛大学, 理工学研究科, 教授 (30036371)
川村 嘉春 信州大学, 理学部, 教授 (10224859)
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Keywords | 経路積分 / 補助場 / テータ項 / 最大エントロピー法 / 高階重力理論 / 高階微分 / 大統一理論 / 異常なU(1)理論 |
Research Abstract |
補助場の方法のダブルウエル型の時の近似をあげる事を目指して、複数の補助場による系の書き換えと有効性のチェックを行っている。具体的には、量子力学でのX^6ポテンシャルを含む場合に複数の補助場を入れた近似の度合いを調べ、これから、ダブルウエル型への橋渡しを目指している。(柏)多次元時空がコンパクト化する前に発生した重力波に対するextra次元に曲率の効果を調べるため、backgroundおよび重力波の方程式を、metricを用いた段階まで得た。(従来調べられたのは、extra次元は1次元で曲率はない。今後、metricのextra次元成分をゲージ場で書き直す。)(江沢)高次元時空上で定義されたゲージ理論から、軽い3世代の物質粒子を導く可能性を指摘し、実際に、余剰次元として1次元オービフォールドを持つ5次元時空上の大統一理論を出発点に取り、ゲージ群SU(N)の1つの多重項のゼロモードが3世代の物質粒子の大部分を構成するような模型が存在することを見つけた。さらに、いくつかの具体的な模型に関して、スカラー粒子の質量の間に成立する関係式を導出した。(川村)
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Research Products
(3 results)