2001 Fiscal Year Annual Research Report
脳反応計測に基づく相互作用理解とアンドロイドの開発
Project/Area Number |
13224069
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
石黒 浩 和歌山大学, システム工学部, 教授 (10232282)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
開 一夫 東京大学, 大学院・総合文化研究科, 助教授 (30323455)
宮下 敬宏 和歌山大学, システム工学部, 助手 (50332771)
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Keywords | 知能ロボティックス / 認知科学 / 脳・神経 / 人工知能 / 制御工学 |
Research Abstract |
本年度では、研究計画に従い、特に、脳活動計測装置を用いて、人間とロボットの相互作用計測し、人間とロボットの相互作用の脳科学的説明を試みると同時に、ロボットの完成度を示すランドマークを人間の能活動に求めるための基礎研究を行った。 研究費の多くは脳活動計測装置に用いる光ファイバープローブの購入に充てている。当研究グループ(研究代表者と研究協力者)の所属機関に既存の脳活動計測装置光トポグラフィは、光ファイバープローブの数が8点と少なかったために、十分な脳活動計測が行えなかった。これらをさらに8台追加することによって、1人の脳における広範囲の計測や、2人同時に脳活動計測が行えるようにした。 実験では、既存のロボットを用いて実験した。結果、脳活動がロボットと人間の相互作用に応じて変化することが確認できた。しかしながら、脳活動計測装置光トポグラフィを用いた計測そのものが研究対象となっているように、脳活動と人間の相互作用を論理的に結びつける発見には至っていない。今後は、光トポグラフィの改良と同時に、さらなる実験を通して、本提案で掲げた研究目的に取り組む予定である。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 神田 崇行: "人間と相互作用する自律型ロボットRobovieの評価"日本ロボット学会誌. Vol.20 No.3(掲載予定). (2002)
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[Publications] 神田 崇行: "人-ロボットの対話におけるロボット同士の対話観察の効果"電子情報通信学会. (採録予定). (2002)
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[Publications] 開 一夫: "人間と機械の共同注意に関する研究(口頭発表)"情報処理学会 第126回知能と複雑系研究会. (2001)
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[Publications] 開 一夫: "人間と機械の共同注意に関する研究(ポスター発表)"人間行動進化学研究会 第3回研究発表会. (2001)