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2003 Fiscal Year Annual Research Report

都市的ライフスタイルの浸透と青年文化の変容に関する社会学的分析

Research Project

Project/Area Number 13301011
Research InstitutionOtsuma Women's University

Principal Investigator

高橋 勇悦  大妻女子大学, 人間関係学部, 教授 (90014779)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 富田 英典  仏教大学, 社会学部, 教授 (50221437)
西村 美東士  徳島大学, 大学開放実践センター, 助教授 (90237743)
小川 博司  関西大学, 社会学部, 教授 (80185511)
浅野 智彦  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (00262220)
芳賀 学  上智大学, 文学部, 助教授 (40222210)
Keywords若者 / メディア利用 / 音楽行動 / 友人関係 / 恋愛行動 / 自己意識 / 道徳意識
Research Abstract

1 昨年度の調査結果をもとに単純集計速報(冊子体報告書に添付)を作成し、希望する回答者にフィードバックを行った。
2 昨年度の調査データをもとに分析作業を進め、月一回の研究例会でその分析結果を共有した。その成果の中間的な報告として、10月に行われた日本社会学会において6人で報告を行った。その構成は、以下のとおり。
・調査の枠組みと10年間の変化の概要
・若者の音楽行動の現代的特徴
・メディア行動の多様化
・友人関係の新しいスタイルの登場
・自己意識の多元化
・道徳・規範意識の変化と不変化
3 量的データをさらに多面的に把握するために、昨年に引き続きインタビュー調査を行った。これは調査票に回答してくれた方のうち約260名にインタビューを依頼し、応じてくれた十数名の方に対して関西および束京で実施した。インタビューでは、以下のことを特に確認した。
・友人と親しくなるきっかけ
・自分らしさをかんじるのはどのようなときか
・MPなどのデジタル化された音楽への接近
4 以上の成果を元に報告書を作成した。多面的な角度からの分析を試み、執筆者は総勢20名、全体で23章に及ぶ大部のものとなった。主たる知見としては以下の諸点をあげることができる。
・音楽聴取においていくつかの類型があること、それらの類型のうちあるものが自分らしさと独特に関連していること。
・常識に反して、友人関係において希薄化が進行していないこと。むしろ社交的な関係の使い分けが目立つこと。
・自己の多元化が進行していること、しかも異なったタイプの多元化が存在すること
・規範意識においてそれほどの後退が見られないこと
・「パラサイトシングル」として知られているような一群の特徴は、実際には親元同居の未婚男女に当てはまらない可能性が高いこと

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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