2002 Fiscal Year Annual Research Report
近世成立期の大規模戦争と幕藩体制-占領・国分・仕置の視点から-
Project/Area Number |
13301017
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
藤田 達生 三重大学, 教育学部, 助教授 (50199329)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
播磨 良紀 四日市大学, 環境情報学部, 教授 (60208692)
杉本 史子 東京大学, 史料編纂所, 助教授 (10187669)
山本 浩樹 岐阜工業高等専門学校, 助教授 (80240117)
三鬼 清一郎 神奈川大学, 経済学部, 教授 (30022346)
福田 千鶴 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (10260001)
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Keywords | 小牧・長久手の戦い / 戦場調査 / 戦争論 |
Research Abstract |
本年度は、本能寺の変以後、秀吉の関白任官までの時期(天正10年〜同13年)に集中する「天下分け目の戦い」に着目し、中心テーマを天正12年(1584)の小牧・長久手の戦いに絞り、戦場調査法を確立すべく、以下の研究会をおこなった。 ・第1回研究会(2002年8月23〜25日 於大阪城天守閣会議室) 白峰 旬氏 天正12年の東海戦役(小牧・長久手の戦い)における秀吉・信雄・家康の城郭戦略 竹田憲治氏 北畠氏関係の城郭群 杉本喜一氏 清洲会議における蒲生忠三郎(氏郷)への所領宛行状について-他三通の織田家宿老連署状と関連して- 高田 徹氏 松之木城について 山本浩樹氏 高田報告へのコメント 高橋成計氏 小牧・長久手の戦いに呼応した余田城について 木村忠夫氏 16世紀西国の飛び道具-鉄炮・矢・石打ち- 報告会終了ののち展示および「吉村文書」見学 大坂の陣関係戦場遺跡(八尾市立歴史民俗資料館・久宝寺寺内町・常光寺など)の見学 ・第2回研究会(2003年1月11・12日 於岐阜県立図書館) 長屋隆幸氏 江戸初・中期における軍隊編成の変化について-主に土佐藩を例に- 高橋 修氏 大名家における「戦国合戦」研究-尾紀両徳川家と小牧長久手の戦い- 藤田達生 戦争と城郭 津野倫明氏 小牧・長久手の戦いと長宗我部氏 報告会終了ののち所蔵コレクション見学 本年度は、以下の戦場調査を実施した。 2002年6月9日(木曽川流域)と同年11月9日(犬山・小牧周辺)におこない、関係遺跡(城跡・陣所跡など)および史料の調査を実施した。 本年度は、織豊期研究会(会長三鬼清一郎、事務局長藤田達生)の刊行する学術誌『織豊期研究』4号(2002年11月)に、下記の調査成果を発表した。両名ともに、研究協力者である。 立花 京子 秀吉政権の成立 高田 徹 松ノ木城について
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Research Products
(1 results)