2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13302001
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Research Institution | Okinawa University |
Principal Investigator |
田里 修 沖縄大学, 法経学部, 教授 (40179685)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 研三 札幌大学, 法学部, 教授 (60218568)
奥山 恭子 帝京大学, 法学部, 助教授 (50214086)
森 謙二 茨城キリスト教大学, 文学部, 教授 (90113282)
青嶋 敏 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (10202483)
伊藤 裕 鈴鹿国際大学, 国際学部, 教授 (20319411)
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Keywords | 沖縄 / 近代法 / 歴史 / 入会権 / 墓地 / 環境 / 家族 / 移民 |
Research Abstract |
2002年6月8日福岡・九州大学で行なわれた法社会学会にあわせて研究分担者のほとんどのメンバーが集まり今後の研究・調査の予定を打ち合わせた。8月24日に全員が沖縄県那覇市・沖縄大学に集合し、調査・研究の内容についての報告・打ち合わせを行なった。研究分担者の林・伊藤、研究協力者の前川のグループは宮古島に移動し来間島の家族調査、介護問題などについての聞き取りなどを行った。また、分担者の奥山・牧田・矢野らは県立図書館・市立図書館などを中心に文献資料の調査を行なった。森・竹内の墓地調査グループは沖縄県などの関係機関の訪問、県内墓地公園などの現地調査を行なった。青嶋・江渕らの入会グループは、浦添市や沖縄市の部落有地と部落への聞き取り調査などを行った。平松・塩谷・東郷らの環境グループ沖縄市・国頭村の現地調査と宮古島への調査を行った。 夏の調査を受けて12月26日全員が東京・学士会館に集まり調査研究の進捗状況の報告会を行った。 2月から3月にかけて森・林・伊藤らのメンバーはそれぞれ1週間程度の宮古島補足調査を行い、鈴木は総合事務局をはじめとする関係機関の調査を行った。 林・森は2003年5月24日に沖縄大学で開催予定の比較家族史学会において来間島調査の報告を行う予定である。 栗間島の土地台帳は写真撮影をすべて取り終えてCD・ROM一枚に収録することが出来た。また、近世の戸籍関連の資料の修復も本年度中に完了した。
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