2001 Fiscal Year Annual Research Report
トップダウン設計支援を実現化する情報モデルの論理的枠組の提案と構築
Project/Area Number |
13305067
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
青山 和浩 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80222488)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
濱田 邦裕 広島大学, 大学院工学研究科, 助教授 (40294540)
大庭 英雄 宇宙開発事業団, 先端ミッション研究センター, (研究職)副主任開発部員
野本 敏治 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80011170)
武市 祥司 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (90291319)
榎澤 誠 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (40011077)
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Keywords | 設計支援 / トップダウン / 階層的 / 情報の共有 / 情報の管理 / 製品モデル / インターフェイス / 属性 |
Research Abstract |
本年度は,コンピュータによる情報処理のためのデータ表現とその情報操作に関して考察することを目的に研究を進めた。以下に具体的な研究実績を挙げる。 (1)対象モデルの検討と明確化 製品は属性の集合により表現されるという立場に立ち,製品はデータ,つまり属性値を持つ属性の集合で表わされるという考えのもとにモデル化を検討した。この際,その属性の集合を設計対象の構成要素の一つとして考え,その属性の集合同士がどのように結びついているかという情報も記述することが重要であることに着目し,製品の個々の要素=「情報要素」,個々の要素間の関係=「情報要素間関係」,情報要素を構成する「属性」,および属性の有する具体的な値である「属性値」,そして複数の属性間の制約である「属性間制約」の以上の五種類の情報を対象モデルの構成要素として定義した。 (2)操作モデルの検討と明確化 設計者の行為を考えると,設計者はまず何を設計するかを決定することから開始されると考えることができる。設計の最上流における情報,または設計条件などを属性として定義する必要性も認識できる。このように,設計者がある情報要素を製品の機能として認識し別の新たな属性を持つ情報要素の集合で表わすことで設計の詳細化を行うことを表現する必要があると考えている。以上のような,設計者が設計における情報の操作として何を実行し,どのように情報を処理しているかを考え,階層的に整理し,明確にした。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 青山和浩, 武市祥司 他: "トップダウン指向設計における製品情報の詳細化の評価手法に関する考察"日本機械学会,設計工学・システム部門講演会予稿集. 第11号. OS12-1,1301 (2001)
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[Publications] 青山和浩, 武市祥司 他: "トップダウン指向情報モデルによる設計支援システムの構築"日本機械学会,設計工学・システム部門講演会予稿集. S32-2, F-0122 (2001)
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[Publications] 青山和浩, 武市祥司 他: "トップダウン指向設計におけるプロセス情報のマネジメントに関する研究"日本機械学会, 年次大会 設計工学・システム部門講演会予稿集. S32-2, F-0116 (2001)
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[Publications] 青山和浩, 武市祥司 他: "初期設計支援の枠組みに関する考察"日本機械学会, 年次大会 設計工学・システム部門講演会予稿集. S32-2, F-0117 (2001)