2001 Fiscal Year Annual Research Report
3次元知能メディアを用いた大規模データの可視化・実体化とデータシミュレータの研究
Project/Area Number |
13308016
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
田中 譲 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60002309)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤石 美奈 北海道大学, 大学院・工学研究科, 助手 (60273166)
原口 誠 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (40128450)
佐藤 義治 北海道大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80091461)
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Keywords | データ可視化 / データベースの可視化 / 仮想実験環境 / メディア・アーキテクチャ / 高次元データ / 知能メディア |
Research Abstract |
(1)データベース可視化環境におけるビュー定義と検索要求の可視化・直節操作 ビュー定義と検索要求を検索要求修飾(query modification)の考えを用いて基本演算と演算の合成で表し部品化し、既に開発済みのデータベース可視化環境のジェネリックなフレイムワークに組み込んだ。データベース管理システムにはOracle DBMSを用いた。 (2)データのグループ化・クラスタリングと集合演算・統計解析の可視化・直接操作環境 SQL検索におけるグループ・バイ演算とグループ化された集合値属性に対する集合演算を(1)のフレイムワークの中に取り込み、直接操作可能な可視化部品として連携統合した。 (3)高次元データの可視化・直接操作 既に知られている直行関数系を用いた多次元データの2次元/3次元空間への変換手法を再検討し、変換座標系での高次元データ群の可視化と直接操作を検討し、これらを元の空間の任意の3次元射影と連携動作させるという基本アイデアに基づき、高次元データの直接操作によるグループ化・クラスタリング手法を研究開発した。 (4)非数値データ解析の可視化・直接操作 数量化理論の部品化と導入を行うと共に、概念階層を用いたクラスタリング、結合規則の発見に関する可視化・直接操作法を検討した。 (5)データベース可視化環境、仮想実験環境、解析ツール群の統合 データベースの可視化に重畳して、理論計算による現象の可視化が表示でき、両者を直接操作して条件設定やパラメータ・フィッティングができるように、データベース可視化環境と仮想実験環境とを統合した。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] 伊藤正彦, 田中 譲: "3次元仮想空間における空間のコンポーネント化の実現"情報処理学会論文誌. 42・10. 2403-2414 (2001)
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[Publications] Yuzuru Tanaka, Tsuyoshi Sugibuchi: "Component-Based Framework for Virtual Information Materialization"Discovery Science, LNAI. 2226. 458-463 (2001)
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[Publications] Yuzuru Tanaka, Jun Fujima, Tsuyoshi Sugibuchi: "Meme Media and Meme Pools for Re-editing and Redistributing Intellectual Assets"Hypermedia : Openness, Structural Awareness and Adaptivity, LNCS. 2266. 28-46 (2002)
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[Publications] Tokairin, T, Sato, Y.: "The Method to Decide the Dimension of Data by MDL Criterion"Proc. of International Conf. on New Trends in Computational Statistics with Biomedical Applications. 355-360 (2001)
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[Publications] K.Kanda, M.Haraguchi, Y.Okubo: "Constructing Approximate Informative Basis of Association Rules"Discovery Science, LNAI. 2226. 141-154 (2001)