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2001 Fiscal Year Annual Research Report

ボルネオ及びその周辺部における移民・出稼ぎに関する文化人類学的研究

Research Project

Project/Area Number 13371004
Research InstitutionTokyo University of Foreign Studies

Principal Investigator

宮崎 恒二  東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (40174156)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 田村 慶子  北九州市立大学, 法学部, 教授 (90197575)
清水 展  九州大学, 大学院・比較社会文化研究院, 教授 (70126085)
山下 晋司  東京大学, 大学院・総合文化研究科, 教授 (60117728)
富沢 寿勇  静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (70180164)
伊藤 眞  東京都立大学, 人文学部, 助教授 (60183175)
Keywords移民 / 出稼ぎ / 越境 / 多民族状況 / ボルネオ / フィリピン / マレーシア / インドネシア
Research Abstract

初年度である2001年における研究実績は以下の通りである。
1)8月下旬、コタキナバル(マレーシア)において、研究対応機関であるサバ州開発研究所と研究打ち合わせを実施するとともに、同研究所と共催でワークショップを実施し、現地研究者、調査関係者に対する本研究計画の経緯と概要を説明し、多数の助言を得た。
2)7月から9月、2月から3月にかけて研究分担者をマレーシア等に派遣し、文書資料の収集を行ったほか、以下の現地調査を実施した。
・開発と出稼ぎに関する調査
・バジャウの移動範囲に関する調査
・華人の出身地別組織と教育状況の調査
・ブギスの出身地調査
3)11月にインドネシアから海外研究協力者を招聘し、調査計画の検討を行った。
4)2月から約1ヶ月に渡り、インドネシアの海外研究協力者による以下の調査を実施した。
・インドネシア東部からサバへの出稼ぎルートとその実態の調査
5)イギリス植民地省ボルネオ関係文書を購入し、昨年までの研究(課題番号10041010)により整備したサバ州関係文書と併せて、植民地支配の実体解明の試みを開始した。
すでに一部のメンバーについて取得していたサバにおける調査許可を、全体の調査計画に合わせて再申請し、新規の許可が認められた。また、これまでにまったくの未開拓であったインドネシア東部からサバへの出稼ぎの実態、そしてサバ華人社会の現状に関する調査に着手することができたことから、計画は順調に進みつつある。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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