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2001 Fiscal Year Annual Research Report

ヒトSOD遺伝子導入マウスを用いた脳虚血後の神経幹細胞の動態に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13470282
Research InstitutionYamagata University

Principal Investigator

嘉山 孝正  山形大学, 医学部, 教授 (50142972)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土谷 大輔  山形大学, 医学部, 助手 (60312724)
後藤 薫  山形大学, 医学部, 教授 (30234975)
KeywordsSOD / 局所脳虚血 / 神経幹細胞 / フリーラジカル / 老化
Research Abstract

1 局所脳虚血に1おける神経幹細胞の動態について
SOD遺伝子導入マウスと通常マウスを用いて30分間の局所脳虚血モデルを作成し、1週間後にBrdUを腹腔内投与して神経幹細胞の発現を抗BrdU抗体を用いた免疫染色にて評価した。側脳室下帯に認められるBrdU陽性細胞の発現は虚血側に多く認められ、SOD遺伝子導入マウスにおいては通常マウスと比較してより多くの発現が認められた。今後はこのBrdU陽性細胞の性質を検討するため、NeuN(neuronのマーカー)、Isolectin B4(microgliaのマーカー)、GFAP(astrocyteのマーカー)との二重免疫染色を行っているところである。
2 老齢マウスにおける神経幹細胞の発現
SOD遺伝子導入マウスと通常マウスの老齢マウス(16ヶ月)におけるBrdU陽性細胞の発現数を比較したところ、SOD遺伝子導入マウスでは有意に高くフリーラジカルの発生が老化に伴う神経幹細胞の減少に関与している可能性が示唆された。
3 今後の実験計画
脳虚血後の神経幹細胞の動態について、これまで諸家らの報告にもあるmigrationについて検討を考えている。これは、BrdU投与後の時間経過を変化させて脳の評価を行いBrdU陽性細胞の移動について検討する予定である。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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