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2002 Fiscal Year Annual Research Report

卵子成熟のためのFSH受容体遺伝子導入顆粒膜細胞を用いた遺伝子治療の基盤的研究

Research Project

Project/Area Number 13470346
Research InstitutionNIIGATA UNIVERSITY

Principal Investigator

田中 憲一  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10126427)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 八幡 哲郎  新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (90293232)
藤田 和之  新潟大学, 医学部附属病院, 助手 (80219005)
高桑 好一  新潟大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教授 (80187939)
KeywordsFSH受容体 / 遺伝子導入 / 卵の成熟 / 遺伝子治療
Research Abstract

1.FSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞のin vitroラット卵子成熟に対する効果の検討 in vitro培養開始後2436MII(Metaphase II)まで進み第1極体の放出が認められる頻度は共培養なし群で31.6%、遺伝子導入なしの顆粒膜細胞との共培養群で38.2%、FSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養群で62.1%と顆粒膜細胞との共培養群、特に遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養群で高い成熟が観察された。同時に卵子の培養を行った培養液上清中のE2濃度を測定したところ、E2の産生量は共培養なし群と遺伝子導入なしの顆粒膜細胞との共培養で測定感度以下であったが、FSHR遺伝子導入群では高濃度の産生を認めた。
2.FSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養によりin vitroで成熟したラット卵子の受精能の検討 in vitroでの顆粒膜細胞との共培養により成熟した卵子の受精率は、遣伝子導入なしの顆粒膜細胞との共培養群で29.9%、FSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養群で16.0%と遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養群で高い受精率が観察された。
3.卵子顆粒膜複合体の状態でFSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養によりin vitroで成熟したラット卵子の受精能の検討 採卵された卵子を顆粒膜細胞からはずさずに、卵子顆粒膜複合体の状態でFSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養によりin vitroで成熟したラット卵子の受精率は、遺伝子導入なしの顆粒膜細胞との共培養群で40.5%、FSHリセプター遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養群で17.6%と遺伝子導入顆粒膜細胞との共培養群で高い受精率が観察された。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Mina Suzuki: "Effects of antioxidant treatment in oligozoospermis, asthenozoospermic patients"The Journal of Reproductive Medicine. (in press). (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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