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2002 Fiscal Year Annual Research Report

インドネシアにおける身体技法の伝播と変容

Research Project

Project/Area Number 13480012
Research InstitutionWaseda University

Principal Investigator

杉山 千鶴  早稲田大学, 人間科学部, 助教授 (40216346)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 川崎 一平  早稲田大学, 人間環境大学, 教授 (10259377)
寒川 恒夫  早稲田大学, 人間科学部, 教授 (70179373)
Keywords観光化 / バリ文化 / 独自性 / インドネシア / 舞踊 / 格闘技 / 身体技法
Research Abstract

平成14年度も引き続き、国内の研究機関での資料収集の他、6月と3月の計2回、海外調査を実施したが、いずれも研究者の都合により短期間にとどまった。
(1)6月の調査:
バリ・アートフェスティバルを視察した。ここで発表されたバリ島の舞踊、舞踊劇、遊戯をビデオ収録、関連する資料を収集した。
発表されたものは、全て「見せる」ことを前提に観光化を図ったものである。バリ人以外、つまり対外的(バリ人を除くインドネシア人を含む)には、テーマや意図はそのままに、作品や空間の構成をアレンジし、バリ文化の独自性というものを印象付けようとしている。後者に対しては、特化された人物を登場させ、その語りによって笑いを誘う。舞踊の合間に、踊り手同士の掛け合いが入る、舞踊劇に女装した男性が登場してかん高い声で早口にまくしたてて妙なアクションを見せる、出演者同士がド突き合うなど、である。これらは「おもしろい」「笑える」ことを根拠とする、「観ていて楽しい」という印象を植え付けている。このように対象によって異なった見せ方ができるのが、バリ島の舞踊や舞踊劇なのである。
(2)3月の調査:
本報告書の提出後に行う。
ジャカルタの教育文化省でインドネシア全島の舞踊・格闘技・遊戯に関する資料を収集する他、西スマトラ州ソロ郡タペ村に入り、ミナンカバウ文化圏の舞踊と格闘技を調査する予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 杉山千鶴: "インドネシア・ロンボク島の伝統芸能、グンダン・ブレックの舞踊特性"早稲田大学体育学研究紀要. 第35号. 45-53 (2003)

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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