2001 Fiscal Year Annual Research Report
臍帯血幹細胞を利用した血管ティッシュエンジニアリングの開発
Project/Area Number |
13480298
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
川内 喜代隆 東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (00214594)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 修 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (30167712)
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Keywords | 臍帯血 / 造血幹細胞 / 血管内皮細胞 / ティッシュエンジニアリング |
Research Abstract |
人造血幹細胞の分離と体外増幅の効率的方法の確立 (1)日赤中央血液センターで臍帯血バンク用の保存には、細胞数が不足のため不適切と判断された人臍帯血を使用。このような場合、採取された臍帯血は研究用に利用される事があり得ることは前もって御家族の了解を得る。 (2)細胞はまずフィコールコンレイ液を使った比重遠心法により、単核細胞に分離する。 (3)ナイロンカラムウールを通すことにより単球、マクロファージなどの付着細胞を分離する。 (4)CD34陽性細胞をミルテニー社製のダイレクトCD34アイソレーションキットを使用して分離する。 (5)CD34陽性細胞が十分得られた場合は更に、VEGFR陽性細胞を抗VEGFR抗体との反応後に磁気ビーズ標識2次抗体と反応させ、ポジテブセレクションする。またCD38陽性細胞をナガテイブセレクションすることも考慮する。 (6)CD34陽性細胞の回収率が不良の場合は、ベックマンコールター社製EPICS-ALTRA装置を使用して回収率を上げる。 (7)CD34陽性細胞を各種サイトカインの組み合わせの下で培養する。従来IL3+IL6+SCFを含む組み合わせを基本とする報告が多かったが、近年FL,TPOの有効性を示す結果が報告されるようになった。このためTPO,FL,SCF,IL6,sIL6R等のサイトカインを組み合わせて培養を行い、効率の良い組み合わせと至適濃度を合わせて検討中である。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 川内 喜代隆: "血球貧食症候群を合併したB細胞生リンパ腫の臨床的検討"日本臨床免疫学会誌. 23. 454-461 (2000)
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[Publications] 川内 喜代隆: "精巣への浸潤を伴ったlgD型多発性骨髄腫"臨床血液. 42. 1128-1133 (2001)
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[Publications] Murase T.: "An Asian variant of intravascular large B-cell lymphoma : clinical, pathological and cytogenetic approaches to diffuse large B-cell lymphoma"British Journal of Haematology. 111. 826-834 (2000)
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[Publications] Ujihara, M.: "Granulocyte-macrophage colony-stimulating factor ensures macrophage survival and generation of the superoxide anion"Free Radical Biology & Medicine. 31. 1396-1404 (2001)
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[Publications] Higaki, Y.: "Granzyme-B-Containing Lymphocyte Involvement in Epidermal Injury in Graft-versus-Host Disease"Dermatology. 202. 94-98 (2001)
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[Publications] Yamada, O.: "Killer T-cell induction in patients with blastic natural killer cell lymphoma/Leukemia"British Journal of Haematology. 113. 153-160 (2001)