2002 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13554020
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
松下 叔夫 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (80229468)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 茂義 中京大学, 教養部, 助教授 (80230548)
古賀 伸明 名古屋大学, 大学院・人間情報研究科, 教授 (80186650)
橋本 健朗 東京都立大学, 大学院・理学研究科, 助教授 (40202254)
和佐田 裕昭 岐阜大学, 地域科学部, 助教授 (90240796)
松澤 秀則 千葉工業大学, 工学部, 助教授 (30260847)
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Keywords | 量子化学文献データベース / 量子化学 / データベース / 非経験的分子軌道法 / ab initio method / 量子化学計算 |
Research Abstract |
本年度の研究実績を、研究実施計画の項目に従って、以下に記載する。 1.新QCLDB用収集システムの動作確認と更新 新QCLDBの書式に対応した、データ入力チェックプログラムを運用する初年度となった。収集されたデータによる本格的なチェックを行った。いくつかの不具合や、新たに生じた問題点を整理し、データ入力プログラムの修正を行った。 2.リレーショナルデータベースソフトウエアを用いたQCLDB検索システムの更新 SQLで検索システムのパイロット版を作成した。旧書式と新書式のデータを単一の検索システムで利用できるようにした。さらに、検索システムとしての機能の加え、岡崎国立共同研究機構、計算科学研究センターでの公開のため、アカウント等の自動登録やアクセス統計処理などの機能等、管理運営上重要と思われる仕様を検討した。1.に記載したデータを元にテストを行っており、まもなく一般利用者に公開の予定である。 3.WWWでの新旧QCLDBの正式公開 2000年度までの旧書式のデータベースは引き続き、計算科学研究センターで、WWW公開している。また、新書式を含む全てのデータベースをWWWによる正式公開に向け、現在、関係部局との交渉を行っている。 4.2001年度版QCLDBデータベースの作成 新QCLDBの最初のリリースとなる2002年度版データベースを作成した。新書式への対応のため、出力形式、項目の見直しを行った。これを元に、出版用出力プログラムの作成を行った。本年度版をエリゼビア誌THEOCHEMに公表するため、準備作業を行っている。 5.その他 データベースの精製及び構築作業の見直しやcore及びnon-core journalの検討を行った。また、収集・査読者への講習会を開催した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Akakura M: "Theoretical study of dimethyl maleate and its complexes with Lewis acids : Effect of the interaction between two methoxycarbonyl groups on equilibrium structures"BULL. CHEM. SOC. JPN.. 75・8. 1785-1793 (2002)
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[Publications] Yoshida S: "Photodissociation and ab initio studies of Mg+(NH3)(n), n=1-4: Electronic structure and photoinduced reaction"JOUNAL OF CHEMICAL PHYSICS. 117・19. 8657-8669 (2002)
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[Publications] Yamada A: "A computational study on the stability of the protonated Schiff base of retinal in rhodopsin"CHEMICAL PHYSICS LETTERS. 366・5-6. 670-675 (2002)
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[Publications] Gulam R.M.: "Resonance Raman characterization of porphycene anions"CHEMICAL PHYSICS LETTERS. 357. 126-130 (2002)
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[Publications] Hosoya H: "Chemical meaning of octane number analyzed by topological indices"CROATICA CHEMICAACTA. 75・2. 433-445 (2002)
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[Publications] Yamazaki S: "A computational study on addition of Grignard reagents to carbonyl compounds"JOURNAL OF ORGANIC CHEMISTRY. 67・26. 9346-9353 (2002)