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2001 Fiscal Year Annual Research Report

脊柱彎曲症患者対応の歯科用ユニットの開発

Research Project

Project/Area Number 13557162
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

玉澤 佳純  東北大学, 歯学部・附属病院, 講師 (10124603)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 智昭  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (50312591)
服部 佳功  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (40238035)
渡辺 誠  東北大学, 大学院・歯学研究科, 教授 (80091768)
須貝 辰生  タカラベルモント(株), デンタル事業部, 事業部長(研究職)
Keywords脊柱彎曲 / 高齢者 / 歯科用ユニット / 背板 / 安頭台 / チェア-
Research Abstract

本研究の目的は、脊柱彎曲症患者の体型に合わせて可変できる背板や安頭台を具備した歯科用ユニットを開発することにある.本年度(平成13年度)は、ユニット作成上必要な高齢者の体型に関する基礎データを収集するため、本研究の趣旨に同意した65歳以上の患者30名を被験者として計測を行った.まず、計測のために、椅子に測定桿がついた背板とからなる背面形状測定装置を製作した.測定桿は座面から垂直的に2cm毎に背板に取付け、この測定桿を目盛りがついた鞘上をスライドさせて背面に当てることにより、背面形状を測定した.さらに、高齢者の体格を計測するため、身長、座高および脊柱の彎曲の頂点に対する接線からの肩や頭の位置を計測した.その結果、次のことがわかった.
1) 高齢者の脊柱は概ね背面の中央付近から彎曲していた.しかし、数例では、腰から彎曲していた.
2) 身長は平均151.5cm、座高は平均82.1cmであった.
3) 若い頃の身長に比べて、現在の身長は平均3.8cm減少していた.
4) 座面から肩峰点までの距離は平均54.8cmであった.
5) 脊柱の彎曲の頂点に対する接線から肩までの距離は、平均8.5cmであった.
6) 脊柱の彎曲の頂点に対する接線から頭までの距離は、平均8.1cmであった.
7) 脊柱の彎曲の頂点に対する接線から首までの距離は、平均10.5cmであった.

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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