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2002 Fiscal Year Annual Research Report

日韓の現代劇場の施設と運営における社会システムの比較研究

Research Project

Project/Area Number 13572029
Research InstitutionNagoya University

Principal Investigator

清水 裕之  名古屋大学, 環境学研究科・都市環境学専攻, 教授 (30187463)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 大月 淳  名古屋大学, 環境学研究科, 助手 (20293673)
有賀 隆  名古屋大学, 環境学研究科, 助教授 (60303658)
Keywords舞台芸術施設 / 舞台芸術施設分類法 / 整備状況 / 類型化 / 概念分析 / 文化経済学
Research Abstract

本研究は、日本の植民地政策の一環として行われた文化政策に強く影響された時期を経て、戦後独自の政策により舞台芸術施設の建設・運営を進めてきた韓国の舞台芸術施設と舞台芸術創造環境、及び文化政策のあり方について明らかにし、それを日本の状況と合わせてみることで、両国の劇場の施設と運営における社会システムを比較研究することを目的とする。
日本では、創造集団をはじめ、制作組織、技術者組織、鑑賞団体など民間の団体によって舞台芸術創造環境が形成されており、舞台芸術施設とそれら団体との関係は弱い。それに対し、韓国では、大統領制度にもとづく強い国家主導の舞台芸術政策により舞台芸術施設と創造集団の強い連携関係があることをこれまでに明らかにしている。
本年度においては、研究全般に対する文献調査を継続するとともに、2002年6月に韓国の舞台芸術施設605ヶ所に対するアンケート調査を行った。調査の内容は、施設及び運営組織の概要、舞台芸術及び教育活動状況、専属芸術団の概要、経理などについてある。
また、2002年3月の文化芸術会館3ヶ所に続き、2003年の3月に舞台芸術施設8ヶ所(文化芸術会館6ヶ所、小劇場2ヶ所)と文化観光部、韓国文化政策開発研究院、国立劇場に対する韓国訪問調査を行った。現地調査の内容は、施設調査と運営組織に対するヒアリング調査である。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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