2003 Fiscal Year Annual Research Report
日韓の現代劇場の施設と運営における社会システムの比較研究
Project/Area Number |
13572029
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Research Institution | NAGOYA University |
Principal Investigator |
清水 裕之 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30187463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大月 淳 名古屋大学, 環境学研究科, 助手 (20293673)
有賀 隆 名古屋大学, 環境学研究科, 助教授 (60303658)
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Keywords | 舞台芸術施設 / 劇場 / 文化政策 / データベース / 公立ホール / 文化経済学 / 韓国 / 日本 |
Research Abstract |
本年度は、韓国舞台芸術施設におけるデータベースの完成と韓国現地調査、そして調査結果の分析を行った。 データベースについては、今まで収集した資料に基づいて作成しつつある「韓国文化芸術施設のデータベース」の不明部分の補完とその後に新設された施設の追加を行って、最新のデータベースとして完成させた。また、舞台芸術施設を活用する上演組織における公演単位の活動実態と経理収支の現況を把握も並行して行った。 そしてデータベースに基づき、平成15年10月10日から13日までの3泊4日の日程で韓国現地調査を行った。現地調査については、研究代表者清水が、研究協力者の張(名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程)と共に首都圏の貞洞劇場、国立劇場、京畿道文化芸術会館の3館の舞台芸術施設を対象にし、舞台芸術施設と舞台芸術上演組織に対するヒアリングと対象施設の見学を行った。 その後、今までの資料収集あるいは現地調査などで確報した結果に基づき、舞台芸術施設については、舞台芸術施設の概要、運営組織の概要、運営の手法、利用状況、運営経理など、舞台芸術上演組織については舞台芸術施設の利用状況、経理実績、経費項目などについて、総合的な分析とりまとめを行っている。成果は、韓国における文化政策と舞台芸術施設の変遷、そして現況について日本建築学会計画系論文集2004年6月号(張永鎬、清水裕之、大月淳、「韓国の公立ホールにおける分布の変遷とその現況に関する研究」)に掲載決定された。 全体的な調査分析と報告は、科学研究費補助金研究成果報告集でまとめる予定である。
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Research Products
(1 results)