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2004 Fiscal Year Annual Research Report

北・中央アジアにおける広域土地被覆変化地域の調査

Research Project

Project/Area Number 13573016
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

建石 隆太郎  千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 教授 (90114545)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 石山 隆  千葉大学, 環境リモートセンシング研究センター, 助手 (00110289)
Keywords土地被覆 / 土地被覆変化 / グランドトルース / NDVI / グローバル・マッピング
Research Abstract

本年度の研究実績は次の二つに大別できる。先ず一つ目は、昨年度までの3年間の研究を踏まえて、アジアの土地被覆グランドトルースデータベースを作成したことである。二つ目は、今後のグローバル土地被覆マッピング関連の研究の重点方向を探るため、現在の研究の傾向を分析し、今後の方向性を明らかにした。
現在のグローバル土地被覆マッピングの傾向と方向性はつぎのとおりである。
(1)分類項目legend : IGBPの17分類では、必ずしも多くのニーズに答えられないとして、新たな分類項目がプロジェクトごとに検討されている。これらの複数のlegendを関連付けるツールとしてFAOの、LCCSが意味を持ってくると考えられる。
(2)グランドトルースデータ:従来、土地被覆グランドトルースデータは使用された後、プロジェクトの内部に隠れて、公開されることはなかった。マッピング対象がグローバルとなった現在、グランドトルースデータは異なるプロジェクト間で共有し、蓄積、改良していくべきである。本研究代表者はGlobal Land Cover Ground Truth (GLCGT)データベースの構築を提唱し、アジア部分を公開している。
(3)検証:土地被覆マッピングの結果の検証が重視されている。最近の傾向は視覚判読による定性的検証と検証用データに基づく定量的検証の併用である。検証用データはランダムにサンプリングされることが望ましく、そのデータの整備には多くの労力が必要となる。
(4)分類手法:分類は教師なし分類あるいは特徴的な時期のカラー合成画像のラベリング(分類項目の当てはめ)、またはトレーニングデータ(グランドトルースデータ)を用いた教師付き分類の双方が利用されている。どの分類手法が優れているかの比較議論より、分類成果の検証方法、検証結果が重視される傾向がある。
(5)衛星データ解像度:AVHRRデータの1kmで始まったグローバル土地被覆マッピングは500m,250mに改善されようとしている。ここ10年以内に、グローバル100mデータが視野に入ると考えられる。

  • Research Products

    (2 results)

All 2004

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] Analysis of phenologycal change patterns using 1982-2000 Advanced Very High Resolution Radiometer (AVHRR) data2004

    • Author(s)
      Tateishi, R., M.Ebata
    • Journal Title

      Int.J.of Remote Sensing vol.25,No.12

      Pages: 2287-2300

  • [Journal Article] Spectral and temporal linear mixing model for vegetation classification2004

    • Author(s)
      Tateishi, R., Y.Shimazaki, P.D.Gunin
    • Journal Title

      Int.J.of Remote Sensing vol.25,No.20

      Pages: 4203-4218

URL: 

Published: 2006-07-12   Modified: 2016-04-21  

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