2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
13610173
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Research Institution | Ryukoku University |
Principal Investigator |
古川 秀夫 龍谷大学, 国際文化学部, 助教授 (10209166)
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Keywords | インターンシップ / 職業意識 |
Research Abstract |
第1に、「実習後の自分の変化について期待すること」に関するインターンシップ実習生の自由記述回答を1つずつカードに書き込み、KJ法にならって数次にわたるグルーピングを行い、図示して整理した。 第2に、第1次グルーピングをもとに、職業意識を測定するための質問92項目を作成した。例えば、「自分は人よりも社会の難しさを理解しているほうだ。」、「人生経験が豊富な方だと思う。」「自分の自信につながる経験がある。」などで、すべてリッカートタイプの7段階評定で回答を求める形式である。 第3に、インターンシップ実習の事前における調査を実施した。インターンシップを受けない時点における職業意識のレベルを測定するものであった。 第4に、インターンシップ実習の事後における調査を実施した。上記92項目に加え、「受講前に予想していなかったことで、非常によかった経験や学び」、「受講前に予想していなかったことで、非常に悪かった経験や期待外れ」、「インターンシップの事前・事後学習に追加してほしい講義内容」、「インターンシップ・プログラムに参加することによって、所属大学の講義の中で重要性をあらためて認識した科目」などに関する自由記述回答を求めた。 第5に、数値データは業務委託によって、自由記述はアルバイトによってコンピュータ入力を行った。 現在、数値データに関して、因子分析や主成分分析などの多変量解析的手法を用いて、分析を行っているところである。
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