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2003 Fiscal Year Annual Research Report

子どもへの虐待・暴力の予防教育に関する調査研究

Research Project

Project/Area Number 13610216
Research InstitutionNagoya City University

Principal Investigator

石川 洋明  名古屋市立大学, 大学院・人間文化研究科, 助教授 (20201915)

Keywords子ども虐待 / 暴力 / 予防教育 / 予防(第一次防止) / 評価研究
Research Abstract

本年度の研究実績は、以下の通りである。
1.質問紙内容の最終決定
質問紙の内容は、プログラム参加前実施の調査用には、フェイス部分(学校、学年、組、出席番号、性別)、過去3ヵ月間の暴力・虐待被害(身体的暴力、無視、誘拐未遂、性的いたずらの4種)の経験の有無・解決の有無・解決手法、過去3ヵ月間の暴力・虐待被害者救援体験、自己信頼指標(8問、3択リッカートスケール)、他者信頼指標(5問、3択リッカートスケール)、など。プログラム参加後調査用には、これに加えて、子どもの3つの権利についての知織、他におぼえている知識(自由記述)、感想(9問、3択リッカートスケール)、その他感想(自由記述)。なお、3回の調査における回答者の特定は、調査対象校のご意見を尊重し、出席番号のみでおこなうこととした。
2.調査の実施
対象を2つのグループに分け、それぞれ3回の調査をおこなった。A群(実験群)は第1回調査の直後にプログラムに参加し、その約3ヶ月後に第2回調査、そのまた約3ヶ月後に第3回調査をおこなった。B群(統制群)はA群と同時に調査をおこなったが、第2回調査の直後にプログラムに参加するようスケジュールを組んだ。2県4校の11(A群6、B群5)クラスの約350名を対象とした。調査にあたっては、本研究の協力機関メンバーに、調査協力校に出向いての質問紙配付・説明・回収を依頼し実施した。説明等にあたっては、実施者によるばらつきが出ないよう、マニュアルを作成して対応方法をそろえた。
3.調査データのコーディング・入力・解析
質問紙をもとにコーディングマニュアルを作成し、アルバイトに依頼して、回収した質問紙からのデータコーディングと入力をおこなった。解析は二元配置分散分析(効果の有無の検証、A群とB群の第1・2回の比較)および一元配置分散分析(効果の持続の検証、A群の第1・2・3回の比較)を中心におこなった。

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Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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