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2003 Fiscal Year Annual Research Report

〈孫育て〉をめぐる祖父母のライフスタイルに関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 13610265
Research InstitutionKansai University of International Studies

Principal Investigator

清水 美知子  関西国際大学, 人間学部, 助教授 (30290422)

Keywords祖父母 / 孫育て / ライフスタイル
Research Abstract

最終年である平成15年度は、これまでに収集した<孫育て>に関する資料の整理にあたった。くわえて最近の「子育て支援」に関する動向を押さえるために、新聞や雑誌の記事等についても収集をすすめた。
こうした資料収集のかたわら、今年度も講師として関わった兵庫県・加古川市子育て相談センター主催の「シニア・ボランティア講座」(60歳以上が対象、平成15年10月〜平成16年2月、全5回)の修了生のうち、同センターが月2回開催する「にこにこオープンルーム」(就学前の子どもとその親が対象、平成16年3月スタート)のスタッフとして登録した12人に聴き取り調査をおこない、3月10日と24日のオープンルームの日には参与観察も実施した。両日とも50組以上の親子が集まり、予定していた部屋では収容しきれず、急きょもう一室を開放するという盛況ぶりであった。
シニア・ボランティアのなかには、保育士や栄養士の資格を有する人もいる。調査では主に講座に参加した動機やボランティアとして関わるようになった前後の生活や心境の変化を中心に詳しくたずねた。また、同講座の平成14年度の修了生のうち現在、市内の公民館で育児サークルのボランティアをしている女性数名に対しても、同様の聴き取り調査をおこなった。
なお、今年度は、4月に発足した日本生活学会「学校5日制時代の子どもと高齢者の生活」研究会(のち「食は家族をつないでいるか」研究会に名称変更)のメンバーとして、月1回の研究会に出席、研究発表もおこなった。その成果は、『「高齢者・子ども・親世代が協同で活性化する食育の試み」報告書』(財)すこやか食生活協会、2004年、に論文(「子育てをめぐる祖父母世代と親世代の意識」)として公刊される予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 日本生活学会「食は家族をつないでいるか」研究会 編: "「高齢者・子ども・親世代が協同で活性化する食育の試み」報告書"(財)すこやか食生活協会(印刷中). (2004)

URL: 

Published: 2005-04-18   Modified: 2016-04-21  

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