2001 Fiscal Year Annual Research Report
IT社会の高等教育における遠隔学習システムの開発研究
Project/Area Number |
13610330
|
Research Institution | Kansai University of International Studies |
Principal Investigator |
神尾 達夫 関西国際大学, 経営学部, 教授 (80330504)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山下 泰生 関西国際大学, 経営学部, 助教授 (80230431)
川嶋 太津夫 神戸大学, 大学教育研究センター, 教授 (20177679)
濱名 陽子 関西国際大学, 人間学部, 教授 (60164919)
藤木 清 関西国際大学, 経営学部, 講師 (60300365)
竹田 茂生 関西国際大学, 人間学部, 助教授 (00341032)
|
Keywords | 遠隔学習 / 高等教育 / IT / インターネット / 面接授業 |
Research Abstract |
1.研究集会の開催 「面接授業と遠隔学習のベストミックスの可能性--現状と課題」をテーマに2回の研究集会を開催した。開催場所はいずれも関西国際大学である。 (1)年月日:平成13年6月30日(土)研究報告:ゴーイング・シラバス開発の試み、通信制大学・大学院とこれからの課題など (2)年月日:平成14年2月16日(土)研究報告:ベストミックスについての事例報告、BB時代のメディアと遠隔教育の展望など 2.遠隔学習に関する意識調査 インターネット大学など遠隔学習に関する利用意向などを探るため、インターネットを利用したアンケート調査を実施。調査対象は社会人を中心に20〜60代の男女で、回収数は2422サンプル。全体の約8割が「今後、学習したい意向」をもち、外国語、経済・経営、情報分野の学習意向が強い。今後の学習方法では「遠隔教育」40.0%、「独学」28.8%、「通学」26.3の順だった。 3.遠隔授業の実験 本学の学生(人間学部1年)を対象に、ライブ形式の遠隔授業の実験を行った。主教室(対面授業)と別教室(遠隔授業)のそれぞれに、受講者約30名を集め、主教室での講義の模様(講師の姿と白板の内容)の映像を別教室の前方の大型スクリーンに映写、音声をスピーカーで流した。また別教室の受講生の映像を主教室の後方のスクリーンに映写し、音声による対話を可能にした。終了後、主教室、別教室それぞれの受講者にアンケート調査を行った。
|