2004 Fiscal Year Annual Research Report
日本の博物館における近代の戦争関係史展示の現況と国際関係認識の課題について
Project/Area Number |
13610412
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Research Institution | History Museum of Hokkaido |
Principal Investigator |
寺林 伸明 北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (80172104)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 泰之 北海道開拓記念館, 学芸部, 研究員 (50300843)
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Keywords | 日本の博物館 / 戦争関係史展示 / 国際関係認識 / 歴史系博物館 / 平和博物館 / 靖国・護国神社資料館 / 自衛隊駐屯地資料館 / 歴史国際シンポジウム |
Research Abstract |
1.日本の博物館における戦争関係史展示の現況調査の一環として、前年度(13館)につづき、5名で博物館訪問調査を分担し、あわせて関連試料を収集する(30館) 2.戦争と平和の国際関係認識に関して、各地の大学・学会等による歴史認識・教育・教科書に関するシンポジウム、研究会等の文献収集とあわせて、インターネットで関連情報を収集する。 3.「平和のための戦争展」運動経験交流のつどい、「日韓合同歴史シンポジウム」などに参加し、関連資料を収集する。 4.各館の調査終了後、分担調査者は調査票と概報を作成し、収集資料、記録写真とともに、研究代表者に提出する(一部、未了)。 5.報告書作成の基礎データとして、各館の調査票・概報と、参考文献等の入力作業をおこなう(一部、未了)。 6.分担者・協力者は、本調査および各自の問題関心におうじた課題で原稿を執筆し、研究代表者に提出する(未了)。 7.研究総括として、各博物館のアンケート調査(74館)および訪問調査の結果を分析し、参考文献を紹介し、関係する国際シンポジウム等の争点を整理することによって、日本の博物館における戦争関係史展示の今後のあり方を展望する(未了)。
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Research Products
(1 results)