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2002 Fiscal Year Annual Research Report

キリスト教布教に伴う讃美歌教育と近代東アジアの歌謡文化の成立

Research Project

Project/Area Number 13610680
Research InstitutionNara University of Education

Principal Investigator

安田 寛  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (10182338)

Keywords讃美歌 / 讃美歌集 / 近代歌謡史 / 韓国伝道 / キリスト教宣教 / 音楽教育史 / 洋楽受容史 / 比較文化
Research Abstract

1 長老派宣教師個人書簡によって、以下について明らかにした。
1)長老派の最初の讃美歌集の出版をめぐっては争いがあり、その背景はゴッドなどの用語の翻訳をめぐる論争であったこと
2)韓国の初期の讃美歌に大きな影響を与えたのは、当時のアメリカの大衆的な家庭的宗教歌であったこと、
3)韓国における讃美歌受容の特徴は、宣教師がスクロールと読んでいる讃美歌を大きな文字で書いた全紙を目の前に掛けて歌唱したこと
2 長老派婦人伝道会の雑誌Woman's Workの記事から、以下について明らかにした。
1)讃美歌普及の具体的様子を明らかにした。
2)医療伝道が有効に機能したこと、
3)医療伝道とミッション・スクールでの教育活動とが有機的に結びついていたこと
4)以上の伝道活動で讃美歌が有効であったこと
5)讃美歌は文字の読めない婦人たちが文字を覚えるテキストとして活用されたこと、
3 以上から讃美歌の影響から韓国で近代歌謡が形成される過程の最初の部分を明らかにした。

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Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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