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2001 Fiscal Year Annual Research Report

環境保全型ライフスタイル普及のためのマーケティング・コミュニケーション

Research Project

Project/Area Number 13630119
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

西尾 チヅル  筑波大学, 社会工学系, 助教授 (80241769)

Keywords循環型社会 / 地球環境問題 / 環境マーケティング / エコロジー意識 / マーケティング・コミュニケーション
Research Abstract

本研究は、環境保全型製品やサービスの魅力度を高め、資源循環や環境保全に結びつくライフスタイルを普及・浸透させるための企業のマーケティング・コミュニケーションのあり方についての基礎的な情報を提供することが目的である。そのためには、法制度や規制などの動向を踏まえた上で、対象とする環境保全型製品・サービスの性質や特徴、ターゲットとする生活者のエコロジー知識やニーズの水準、また、環境ラペル、広告、パッケージングなどの具体的なコミュニケーション手段ごとに詳細な研究が必要である。
平成13年度は、特に企業のエコ・コミュニケーション実態の把握と、その効果を測定・分析するためのエコ・コミュニケーションモデルの枠組みと測定指標の作成を目的として研究を行った。その結果、以下のような成果が得られた。
(1)循環型社会形成推進基本法の基で制定・整備されている各種法律や国際標準化機構(IS0)の動向を調査し、環境ラペルや環境情報の開示のあり方や方向性を整理した。
(2)企業の環境対応や環境対応型製品・サービスに関する情報を、生活者やステークホルダーに対して、どのような目的の基に、どのようなコミュニケーション手段を用いて、どのような情報を開示しているか、その実態についてヒヤリング調査などを実施した。
(3)生活者のエコロジー意識や行動に関する先行研究をサーベイすると共に、生活者が地球環境問題や環境配慮型行動をどのようなものと認識しており、また、それらの実践度とその理由を実際に自由回答方式で調査した。その結果、生活者が考える地球環境問題は3R (Reduce, Reuse, Recycle)中心であること、環境配慮型行動を促進または阻害する要因などが導出された。その成果を専門誌に論文として発表した。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 西尾 チヅル: "生活者に受容されやすいエコロジー行動"マーケティング ジャーナル. 21・3. 4-15 (2002)

  • [Publications] 西尾 チヅル: "環境マーケティングの本質 : 生活者とのかかわりを中心に"日経 広告手帖. 2002年2月号. 4-8 (2002)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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