2002 Fiscal Year Annual Research Report
部分円弧ジャーナル軸受様すきま内流れの構造に関する研究
Project/Area Number |
13650160
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Research Institution | Maizuru National College of Technology |
Principal Investigator |
野間 正泰 舞鶴工業高等専門学校, 自然科学部門, 講師 (40180773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 淳暢 関西大学, 工学部, 教授 (80026202)
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Keywords | 部分円弧ジャーナル軸受 / テイラー渦 / キャビティ流れ / Particle Image Velocimetry |
Research Abstract |
本研究で得られた結果を要約すると,つぎのようになる. 1.パッド部すきま内にテイラー渦が発生し始める臨界テイラー数は,完全浸漬型マルチパッドジャーナル軸受の場合とほぽ同様の傾向を示す. 2.キャビティ部開き角θ_sが増加すると,まず,パッド部すきまを基準にしたテイラー渦が単独で存在する領域があらわれる.さらにθ_sが増加すると,このテイラー渦とキャビティ部すきまを基準にしたテイラー渦が共存する領域があらわれる. 3.キャビティ部開き角θ_sが極端に大きくなった場合も,キャビティ内に発生するテイラー渦の構造はパッド部すきまの影響を大きく受ける.テイラー数が大きくなると,パッド部すきまに依存したテイラー渦が回転軸近傍に全周にわたって形成される. 4.開き角θ_pが小さい邪魔板状パッドを,キャビティ部広がり角θ_sが約120°以下になるように設置すれば,テイラー渦は,その慣性効果によって崩壊が抑制され,回転軸近傍に全周にわたって形成される.
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Research Products
(1 results)