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2001 Fiscal Year Annual Research Report

エアバリアを利用した室内環境調整手法の性能評価

Research Project

Project/Area Number 13650648
Research InstitutionUtsunomiya University

Principal Investigator

郡 公子  宇都宮大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (20153504)

Keywords窓 / エアバリア / 室内放射環境 / プッシュプルウィンドウ / エアフローウィンドウ
Research Abstract

(1)エアバリア窓システムを採用する建物での環境・エネルギー総合評価モデルの作成
エアバリア方式での窓内の空気性状・温度分布、さらにこれを採用する建物の熱環境と空調エネルギー消費量のシミュレーションモデルを作成し、快適性、省エネルギー性の総合評価のツールとして利用可能とした。窓廻りの熱平衡式と室全体の熱平衡式を連成させて解く手法について工夫を行った。また、窓側の作用温度により放射環境を評価する方法を示した。
(2)エアバリア窓システムの性能に関する基本的な数値解析
エアバリアの風量、ガラス、ブラインドとの組み合わせ方を種々変えた場合の熱貫流率、遮蔽係数などの窓性能値を求め解析した。これにより、エアバリアを採用することによる窓性能値の向上効果を定量化し、エアバリアの効果を有効に引き出すガラス、ブラインドの組み合わせ方を明らかにすることが出来た。また、標準的ビルあるいは全面ガラス建築に適用した場合の夏期、冬期設計気象条件下での室内放射環境を違いを数値解析により示した。
(3)エアバリア窓システムの基本的な熱性能実験
プッシュプルウィンドウについて、窓下部からの吹出気流の上部到達性、室空気の誘引性、窓上部から室内への空気流出性などを、トレーサガスを用いた濃度測定、風速分布測定、温度分布測定より明らかにする実験を行った。その結果、ブラインドのスラット角度により、室空気の誘引性、ブラインド上部からの空気流出性がかなり大きく変わるなどのことが分かった。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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