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2001 Fiscal Year Annual Research Report

医療・情報・建築技術の革新に伴う病院の案内支援に関する研究

Research Project

Project/Area Number 13650670
Research InstitutionToyohashi University of Technology

Principal Investigator

加藤 彰一  豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (80185834)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 竹宮 健司  東京都立大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (70295476)
今井 正次  三重大学, 工学部, 教授 (60023321)
Keywords環境行動研究 / 案内支援 / ウェイファインディング / 手術部計画 / 通所型診療 / 療養環境 / 病院建築 / 情報化
Research Abstract

病院建築は「成長と変化」が著しい建築種であり,従来からその対応について研究・計画がなされてきた。しかし近年,従来の変化とは質の異なる変化が各方面で生じており,全体像を把握しにくい状況が起きている。特に病院の利用者の観点から各種の情報を提供し,全体像をわかりやすくする必要が生じている。本研究では,診療機能や病院環境を主要課題として病院環境の案内支援の向上をはかることを目的としている。
本年度では,大規模病院における案内支援システムの試行に係わる調査研究(研究発表欄参照)を行うとともに,先端的事例を対象にした情報の収集,文献を中心とした革新的技術に関する調査など,また調査成果に関してHTML形式による記述とそのデータベース化を行った。病院の診療機能の中心をなす中央診療部門に関しては,医療・建築技術関連の代表例として清潔管理の考え方の変化に対応した手術部関連部門などについて調査・分析を行った。外来部門では,新しい通所型の医療によって,従来とは異なる患者の動きが病院内に生じており,こうした観点から病院環境に関して調査・分析を行った。入院部門では,治療と療養における新しい関係を注目し,病院環境に関して調査・分析を行った。以上の調査内容のうちで,病院給食部について調査研究の成果をインターネット上のウェッブサイトで開示した。今後,日本建築学会を中心に,病院や設計事務所,コンサル,建設会社などのホームページを上記にリンクする。
また,平成13年7月に英国・エディンバラで開催されたedra32(Environmental Design Research Association環境デザイン学会)会議で開かれたIBPE(International Building Performance Evaluation国際建物性能評価)プロジェクトに関するシンポジウムにおいて,以上の調査研究の状況を報告し意見交換を行った。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 加藤彰一: "中部労災病院における案内支援システムの試用に関する研究"日本建築学会東海支部研究報告集. 第40号. 585-588 (2002)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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