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2002 Fiscal Year Annual Research Report

肺癌浸潤部における癌細胞・宿主間質細胞相互応答に関わる遺伝子群の解析

Research Project

Project/Area Number 13670192
Research InstitutionKANAZAWA MEDICAL UNIVERSITY

Principal Investigator

上田 善道  金沢医科大学, 医学部, 教授 (50271375)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 南部 静洋  金沢医科大学, 医学部, 講師 (20237639)
Keywords肺癌 / 浸潤・転移 / 遺伝子発現プロファイリング / リアルタイムRT-PCR法 / Laser microdissection法 / 定量RT-PCR法 / Jagged-1 / Villin 2
Research Abstract

非小細胞性肺癌の進展に関わる遺伝子群の同定とその局在解析を目的に、前年度のc-DNAマクロアレイ法による遺伝子発現プロファイリング解析により選別された12種の新規遺伝子群の非小細胞性肺癌浸潤部組織における発現を、Taq Manプローブ法によるリアルタイムreverse transcription-polymerase chain reaction(RT-PCR)法(ABI社製Prizm7700により解析)を用い検証した。Membrane-type 1 matrix metalloproteinase(MT1-MMP)、MMP-3、Jagged-1、Jagged-2、Notch4遺伝子の浸潤性肺癌における発現亢進と、Ezrin(Villin2)遺伝子の非浸潤性肺癌(細気管支肺胞上皮癌)における発現亢進がリアルタイムRT-PCR法でも確認され、これら遺伝子群が非小細胞性肺癌浸潤部における癌細胞・宿主間質細胞間の相互応答に際して重要な役割を演じていることが示唆された。非小細胞性肺癌浸潤部の新鮮凍結切片の癌細胞部組織とその周囲の反応性間質細胞部組織を、Rnaseフリー下で、別々に、レーザーキャプチャーマイクロダイセクション法により収集し、Taq Manプローブ法ならびにサイバーグリーンプローブ法によるリアルタイムRT-PCR法による遺伝子発現の定量解析法を確立した。ハウスキーピング遺伝子であるG3PDH遺伝子の発現解析を終え、現在、上記の新規遺伝子群の浸潤部局所における細胞レベルでの定量的遺伝子発現解析を精力的に行っている。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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