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2001 Fiscal Year Annual Research Report

車椅子使用障害者のVDT作業に関する労働衛生的検討

Research Project

Project/Area Number 13670333
Research InstitutionShiga University of Medical Science

Principal Investigator

垰田 和史  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (90236175)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 辻村 裕次  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (40311724)
西山 勝夫  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (60077691)
Keywords身体障害者 / 車椅子 / VDT作業 / 筋電図 / 頸椎損傷者
Research Abstract

滋賀県立の身体障害者更正援護施設で、生活や作業訓練を受けた身体障害者約百人の中で同意の得られた36人(19歳〜65歳、平均36歳)に対し、平成13年10月に質問紙調査を行った。質問項目は、身障手帳の等級、障害疾病名とその原因、日常生活能力とその低下具合、労働状況と内容、生活状況、医療機関との関わり等であった。回答者属性について、障害疾病名は、脳性麻痺者11人、脊椎・頸椎損傷者15人、その他10人、身障手帳等級は1級17人、2級17人であった。結果について、日常生活能力の低下をきたしている人が18人(50%)、車椅子使用者は16人(44%)、VDT作業を行っている人は22人おり、そのうち10人(45%)が仕事による疲労を訴えていた。また車椅子使用者でじょくそうを訴えている人が多く、対策を考えなければならないことも明らかになった。調査目的は、身体障害者の健康状態や生活・労働状況の把握と、VDT作業を行っている障害者の中で作業環境改善による労働衛生学的効果があり、職場への介入の同意を得られる可能性の高い人たちの抽出であったが、脊椎・頸椎損傷者が多数就労している情報共同作業所との関係を築くこともできたので、当初の目的はほぼ達せられたと考えられる。次年度には、車椅子使用者のVDT作業において整備されるべき作業環境上の課題を明らかにして実際に改善を行い、筋電図測定を用いた客観的に、また主観的にも評価を行う予定である。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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