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2001 Fiscal Year Annual Research Report

老化マウスklothoにおける肺気腫および肺発生の分子機序の解明

Research Project

Project/Area Number 13670590
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

山洞 善恒  群馬大学, 医学部, 助手 (90323352)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 倉林 正彦  群馬大学, 医学部, 教授 (00215047)
Keywordsklothoマウス / 肺気腫
Research Abstract

本年度はklotho遺伝子ホモ欠損(KL-/-)マウスの肺に特異的に発現する遺伝子を同定することを目的に、Gene Navigator^R cDNA Array Systemを用いた検討を行なっている。
肺に気腫化などの形態学的変化を来たしていないことが確認されている2週齢のKL-/-マウスと同週齢の野生型マウスの肺組織を摘出し、まずはoligo(dT)磁性ビーズを用いて選択的にmRNAを抽出し、さらに逆転写反応とPCRを行いながらビオチン標識cDNAを調製する。その後プローブをスポットしたメンブランにビオチン標識cDNAをハイブリダイゼーションさせた後、ビオチンーアビジン系の検出システムを用いて化学発光による検出を行い、2週齢の野生型マウスの肺組織と比較し、KL-/-マウスの肺にその発現が有意に増加している遺伝子をcDNA Array解析ソフトArray-ProTM Analyzerを使用して検出している。現在候補遺伝子について、野生型マウスおよびKL-/-マウスの肺における発現の相違の再現性をNorthern blot法にて確認中である。
KL-/-マウスの肺に肺気腫などの形態学的変化を来たしていない2週齢において既に有意に増加してくる遺伝子は、その後に生じてくる肺気腫の発症に深く関与している可能性があり、肺気腫の発症機序の新たな解明に通じるものと考え、現在さらなる検討を進めている状況である。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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