2001 Fiscal Year Annual Research Report
ビオチン化VEGFを血管内皮に付着させ、血管新生を促進させる実験
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13671459
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| Research Institution | Dokkyo Medical University |
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Principal Investigator |
保谷 克巳 獨協医科大学, 医学部, 講師 (60270873)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浅井 昭雄 東京大学, 医学部, 講師 (50231858)
好本 裕平 獨協医科大学, 医学部, 教授 (50242061)
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| Keywords | 内皮細胞 / アビヂン / VEGF / ビオチン |
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| Research Abstract |
蛋白のビオチン化剤を用いて、内皮細胞のタンパクのビオチン化を行い、アビヂン及びビオチン化された薬剤を投与すると、アピヂン-ビオチン結合を介して、ビオチン化された薬剤は血管内皮上に付着する。今回の研究は、ビオチン化された物質が内皮のビオチン化とアビヂンの投与により、血管内皮細胞に実際に固定された時に、それが実際に作用を発揮するかを調べることを目的としている。ビオチン化vascular endothelial growth factor(VEGF)を作成し、in vitroで投与し、ビオチン化していないそれらの物質と比して、血管新生が効率よく促進されるかを調べることをデザインした。それに先立って、VEGFのような微量のビオチン化物質をビオチン化された内皮細胞表面にいかに効率よく付着させるかを検討した。1nMから100nM程度の濃度のビオチン化された蛍光物質(R-phycoerythrin(R-PE)やビオチン化fluorescein)を使用し、細胞のhomogenateの蛍光強度を測定した。細胞をビオチン化し、その後アビヂン、R-PEを投与した場合、これは検出されなかったが、R-PEをまずアビヂンと反応させ、この複合体を投与することにより、homogenate中にR-PEの存在が確認され、optimalなR-PEとアビヂンの混和条件を求めた。次に、ビオチン化VEGFを作成。1μgのVEGF/50μl PBSに様々な濃度のビオチン化剤(Sulfo-NHS-LC-biotin)/PBS 10μlを混和し反応させ、Centrifuge filterでビオチン化剤を除き、ビオチン化VEGFを作成した。それぞれの条件下で作成したVEGFの生物学的活性を培養内皮細胞でアッセイし、またVEGF1分子あたり、いくつbiotinが結合しているかを現在調べている。
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Research Products
(1 results)
