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2002 Fiscal Year Annual Research Report

骨粗鬆症治療薬が関節軟骨変性と脊柱管のモデリングにおよぼす影響

Research Project

Project/Area Number 13671510
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

岡野 徹  鳥取大学, 医学部, 講師 (60252871)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 萩野 浩  鳥取大学, 医学部附属病院, 助教授 (80208412)
Keywords骨粗鬆症 / 変形性関節症 / 軟骨
Research Abstract

変形性関節症モデルの作成とエストロゲン欠乏が関節軟骨に及ぼす影響を調べるために日本白色家兎と変形性関節症自然発症のギニアピッグを用いて実験を行った。
16匹の日本白色家兎(16週令)をsham群、卵巣摘出群、卵巣摘出+軟骨溝作成群、軟骨溝作成群に分け、4週後に屠殺した。軟骨溝作成群は膝関節軟骨(大腿骨側)に深さ0.3mmの溝を数本作成した。
16匹の変形性関節症自然発症のギニアピッグ(12週令)をsham群、卵巣摘出群、卵巣摘出+軟骨溝作成群、軟骨溝作成群に分け、4週後に屠殺した。軟骨溝作成群は膝関節軟骨(大腿骨側)に深さ0.3mmの溝を数本作成した。
HE染色上は卵巣摘出による関節軟骨の変化は認めなかった。関節軟骨に0.3mmの溝作成での4週経過観察では、関節軟骨に明らかな影響を及ぼさなかった。
以上の結果から、(1)今回の実験系ではエストロゲン欠乏が関節軟骨に及ぼす影響を見いだすことはできなかった。(2)関節軟骨に溝を作成することで、実験的変形性関節症モデルを作成することはできなかった。(3)今後の予定として、得られた標本を用いて、免疫染色およびin situ hybridazationにてエストロゲン欠乏が関節軟骨に影響を検討する。また、経過観察期間を延長し、再検討する、変形性関節症モデル作成のため、関節軟骨に傷をつける方法を変更する予定である。
骨量増加作用薬が脊柱管に及ぼす影響を調べるために、7ヵ月齢雌SDラット24匹を用い、無処置群とPTH(2oμ9/Kg、週3回投与)6週投与群を作成した。組織学的形態計測は解析中である。

URL: 

Published: 2004-04-07   Modified: 2016-04-21  

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