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2001 Fiscal Year Annual Research Report

アポトーシスの阻止による急性腎不全治療法の開発

Research Project

Project/Area Number 13671582
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

高橋 徹  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (40252952)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 平川 方久  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (70033058)
溝渕 知司  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助手 (70311800)
Keywords虚血性急性腎不全 / ストレス蛋白 / ヘム / ヘムオキシゲナーゼ-1 / スズ(SnCl_2)
Research Abstract

血液浄化法をはじめとする全身管理法の長足の進歩にも関わらず、急性腎不全の死亡率は依然として高い。しかし、現在の治療法はいずれも生体の恒常性を維持しながら腎機能の回復を待つ保存的療法であり、腎細胞機能の回復を促す積極的治療法は未だ無い。Heme Oxygenase-1(HO-1)は、ヘモグロビン、ミオグロビンなどヘム蛋白の必須構成要素であるヘム(鉄-プロトポルフィリン体)分解の律速酵素であると同時に、その遺伝子解析により分子量32kdのHSP32でもあることが明らかとなっている。また、HO-1は基質であるヘムのみならず熱刺激、重金属、サイトカイン、紫外線照射などの酸化的ストレスによって細胞内に誘導され、細胞保護的に働くことが報告されている。我々は昨年、IARFにおいてHO-1が腎に誘導され、HO-1を抑制するとIARFが悪化することから、HO-1が腎細胞保護的役割を果たすことを示唆した。HO-1誘導をIARFの治療に応用するためには、臓器障害を来すことなく腎特異的にHO-1を誘導する方法の開発が必要である。重金属であるスズ(Sn^<2+>)はこれまで腎HO-1活性を上昇させることが知られていた。そこで、我々は、ラットIARFモデルに対し、虚血前にSnCl_2を投与しHO-1誘導が虚血性腎傷害に及ぼす影響を検討した。その結果、SnCl_2投与群では、虚血再灌流後の血清BUN、Creatinineの上昇が対照群と比較して有意に抑制され、腎組織傷害も軽度であった。また、このとき、SnCl_2投与群では対照群に比較してHO-1の著明な発現が腎尿細管細胞特異的に認められた。さらに、HO-1を抑制するとSnCl_2の腎保護効果が消失した。以上より、腎特異的なHO-1誘導はIARFの予防や腎傷害の軽減に有用であると考えられた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Narushi Toda, et al. 9 persons: "Tin chloride pretreatment prevents the renal injury in rats with ischemic acute renal failure"Critical Care Medicine. Vol.30(印刷中). (2002)

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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