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2001 Fiscal Year Annual Research Report

アンドロゲン受容体コファクターの特性評価と前立腺癌における役割の研究

Research Project

Project/Area Number 13671683
Research InstitutionUniversity of Occupational and Environmental Health, Japan

Principal Investigator

藤本 直浩  産業医科大学, 医学部, 講師 (30209100)

Keywords前立腺 / アンドロゲン受容体 / 共役因子
Research Abstract

1.前立腺培養細胞株、臨床検体におけるcofactorの発現:培養細胞(LNCaP, LN-TR2,DU145,PC3)、手術または生検によって今までに採取したヒト前立腺組織30検体より、RT-PCRにより7つのandrogen receptor (AR)coactivatorの発現を調べた。その結果ARA54,SRC1,RAC3,FHL2は調べたすべての細胞株で発現していたが、ARA55,TIF2はLNCaP, DU145で発現を認めないか、わずかな発現しか認めなかった。前立腺組織に於いては他の共役因子に比べTIF2,RAC3の発現は非常に低かった。FHL2,ARA70は調べたすべての前立腺組織で同等に発現していたが、ARA55,ARA54,SRC1は検体間で発現量に差が見られた。
2.次にAR coactivatorのひとつであるARA55について、その発現が前立線上皮か、間質であるのかを調べるために、前立腺肥大症組織を用い^<35>SでラベルしたRNA probeにてin sit hybridizationを行った。その結果、ARA55 mRNAの発現は間質より腺管をとりまく上皮に存在していた。このARA55の発現を蛋白レベルでも調べるために合成ペプチドを作成し、これを抗原として家兎を免疫、抗血清を作成した。これを用いて前立腺組織の免疫組織染色を行い、ARA55の発現が前立腺上皮にある事を確認した。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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