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2001 Fiscal Year Annual Research Report

LHレセプターのダイマリゼーションと臨床的意義

Research Project

Project/Area Number 13671695
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

中村 和人  群馬大学, 医学部, 助手 (60332558)

KeywordsLHレセプター
Research Abstract

ヒトLHレセプター(hLHR)は、85kDaのmatureなレセプターと68kDaのimmatureなレセプターが存在する。一方、exon9を欠いたsplice variantである[hLHR(exon9)]は、60kDaのレセプターをコードする。この二つのレセプターを培養細胞中の293cellに同時に発現すると、hLHRの68kDaのimmatureレセプターとhLHR(exon9)が細胞内のendoplasmic reticulumでdimerを形成する。それにより、hLHRのmatureなレセプターの細胞膜表面での発現が減少した。その減少の理由としては間接的ではあるが、hLHRがdimerを形成することにより細胞膜表面に移行するのではなく、lysosomeに移行し分解されることによると考えられた。さらにhCG刺激による細胞内のcAMP産生を検討すると,それも抑制されることが明らかになった。黄体機能のコントロールには種々の説があるが、レセプターレベルでの関与が示唆された。本研究結果は、現在投稿中である。

URL: 

Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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