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2001 Fiscal Year Annual Research Report

斜視発症に関する分子生物学的手法による研究

Research Project

Project/Area Number 13671840
Research InstitutionOkayama University

Principal Investigator

大月 洋  岡山大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (70093672)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松尾 俊彦  岡山大学, 医学部・附属病院, 講師 (90211565)
Keywords斜視 / 連鎖解析 / 疾患同胞対連鎖解析
Research Abstract

分子生物学的手法により、斜視の原因遺伝子、すなわち分子の機能を材料にその分子と形質との関連を考え、遺伝的多型を材料に斜視の形質と配列との関連を解析することを目標に、連鎖解析の手法を用いて、斜視発症の原因遺伝子の特定を行っている。現在まで1家系に多くの斜視を有する5家系、兄弟・姉妹の同胞に斜視を有する100家系を収集した。そのうち45家系については血液を採取し、さらに30家系については電気泳動までの過程を終了している。本研究で用いられる疾患同胞連鎖解析は、調査家系の数が多ければ多いほど、より正確な疾患候補遺伝子の同定ができるために、約100家系のサンプルが必要と考えている。しかしながら、多くの家系を収集するには、学内倫理委員会で承認を得て行っているわれわれの施設のみでは不可能で、したがって関連施設から協力を得て多くのサンプルを採取せざるを得ず、関連病院における研究については、それぞれの病院の倫理委員会に申請し、連携・協力を得るような計画を立てている。他方、研究遂行における技術面については、できるだけ精度の高い遺伝統計解析ソフトを使用する必要があり、そのためには国内の指導的立場にある施設(筑波大学、東京女子医大、東京大学医科学研究所など)との連携を密にしてソフト運用の指導を仰いでいる。近日中には、解析ソフトを動かして30家系分のロッド・スコアを算出する予定である。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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