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2001 Fiscal Year Annual Research Report

骨芽細胞に対する半導体レーザー照射効果の分子生物学的解析

Research Project

Project/Area Number 13672176
Research InstitutionKanagawa Dental College

Principal Investigator

笹栗 健一  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (10235286)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 下野 正基  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (00085771)
石川 達也  東京歯科大学, 歯学部, 教授 (30085708)
佐藤 貞雄  神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (00084799)
松坂 賢一  東京歯科大学, 歯学部, 講師 (70266568)
Keywordsヒト骨芽細胞 / レーザー照射 / Cbfa1
Research Abstract

これまでのレーザー照射の骨芽細胞に及ぼすin vitro実験系の報告の多くは、マウスもしくはラットの頭蓋冠をコラゲナーゼで消化することで得られる初代培養系細胞もしくは、MC3T3E-1細胞やROS17/2.8細胞などの株化されたものを用いられている。しかしながら、この初代培養系細胞は、その時々によって常に一定の細胞を得られるとは限らず、また株化された細胞同様レーザー治療が人を対象とした治療法の確立である以上、本実験系ではあえてヒト株化骨芽細胞(NHOst : Bio Whittaker社)を選択した。しかしながら、本株化細胞に関する報告・情報は少なく、β-グリセロ燐酸と共にDexamethasoneやHydrocortisonなどを添加し適正培養条件を検討中である。これまでに本申請者らは、cbfa1のモノクローナル抗体(Proc Natl Acad Sci USA. 2000 Sep 12;97(19):10549-54)と、そのcbfa1とヘテロダイマライズする事で転写調節していると考えられているcbfβのモノクローナル抗体の作製に成功している。特にCbfa1モノクローナル抗体は、株化マウス骨芽細胞の核抽出液を用いたwestern blot(Proc Natl Acad Sci USA. 2000 Sep 12;97(19):10549-54)およびsuper shift assayに有用であり、また免疫染色上ではマウス,ラット,ウシ,ならびにヒト組織に対して特異的に核に染色されることが明らかになった。しかしながら、ヒト骨芽細胞由来の核抽出を用いた、western blotおよびsuper shift assayに関しては、現在検討中であり、また、cbfa1のリン酸化が骨芽細胞の分化の過程で重要であるとの報告も散見されることから、今後免疫沈降法に対しても有用であるかどうかなど検討する予定である。

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Published: 2003-04-03   Modified: 2016-04-21  

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