2001 Fiscal Year Annual Research Report
青少年期の骨粗鬆症予防教育プログラムの開発-骨量測定と生活習慣調査を導入として-
Project/Area Number |
13680113
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Research Institution | Yokohama National University |
Principal Investigator |
金子 佳代子 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (50076197)
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Keywords | 骨量 / 骨粗鬆症 / 生活習慣 / 食習慣 / 健康教育 / 小・中・高校生 / 大学生 |
Research Abstract |
骨粗鬆症の予防には、若年期に、意識的に最大骨量を高め、維持していくことが重要であることから、骨の急成長期にあたる思春期前後に、栄養、運動、生活習慣を総合的にとらえ、生活の中で実践できる能力を育成することが必要である。そこで、青少年期における骨量の実態および骨量と生活習慣、食習慣との関わりを明らかにするとともに、骨粗鬆症予防の効果的な教育プログラムを開発することを目的として以下の研究を行った。 1.男女大学生を対象として、超音波法による骨量測定(踵骨)およびゴールデンスタンダードとしてDXA法による全身各部位の骨密度測定を行い、超音波法による骨量測定値の再現性、DXA法による測定値との相関を確認した。 2.本学「健康スポーツ科目」受講大学生を対象として、超音波法による骨量測定、体脂肪量測定、青少年期の生活習慣・食習慣調査を行った。骨量の実態および骨量と体組成、生活習慣・食習慣との関わりを解析するとともに、骨量の変化と食事、運動、生活習慣の関連について検討した。 3.本学附属小学校(5・6年生)、附属中学校(1・2年生)、公立高等学校の児童・生徒を対象として、超音波法による骨量測定、体脂肪量測定、生活習慣・食習慣調査を行った。骨量の実態および骨量と体組成、生活習慣・食習慣との関わりを解析するとともに、骨量の変化と食事、運動、生活習慣の関連について検討した。
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