2001 Fiscal Year Annual Research Report
教師の情報の組織化技能・評価能力を高めるモデル訓練システムと教材開発
Project/Area Number |
13680238
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
大隅 紀和 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践総合センター, 教授 (90000083)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐々木 真理 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践総合センター, 講師 (00303925)
高乗 秀明 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践総合センター, 助教授 (40335310)
岡本 正志 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践総合センター, 教授 (70149558)
浅井 和行 京都教育大学, 教育学部・附属教育実践総合センター, 助手 (30324718)
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Keywords | 情報組織化能力 / ディスプレイ型ポートフォリオ / 課題解決型ワークショップ / モデル訓練システム |
Research Abstract |
情報技術(IT)の進展にともなって,現職教師の情報化対応能力が問われる時代になっている。本年度の研究活動として,第一に「情報化対応能力」に関する作業定義を検討してきた。第二に,つぎの3区分の設定をすることにした。それは,(1).想定される教師自身の能力,(2).教師が教育学習活動を構想し実施するための情報化能力,(3).教師が学習指導する児童・生徒たちの学習経過と成果をどのように組織化するか,という能力である。 これらの検討をもとにして,本年度は広く児童・生徒,学生,教師を対象にしたディスプレイ型のポートフォリオの制作活動を試行した。また,制作されたポートフォリオ作品を「情報の組織化」の観点から評価,点検することも試みてきた。それらの成果の一部は,関連学会で研究報告するとともに,既に「デイスプレイ型ポートフォリオ」を刊行している。 あわせて,教師の情報組織化能力のモデル訓練システムとして,課題解決型ワークショップ,および制作活動型ワークショップを小規模に実施してきた。現在,それらのワークショップ過程を,分析し,客観的な立場から点検している。次年度は,現職教師向けワークショップ方式の実施と,情報の組織化能力を向上させる実践的研究を計画検討している段階である。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] 大隅紀和: "ディスプレイ型ポートフォリオの制作活動と作品事例の検討(1)"日本教育メディア学会第8回大会論文集. 9-10 (2001)
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[Publications] 浅井和行, 大隅紀和: "ディスプレイ型ポートフォリオの制作活動と作品事例の検討(2)"日本教育メディア学会第8回大会論文集. 11-12 (2001)
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[Publications] 大隅紀和: "教師の新時代シリーズ(4) ディスプレイ型ポートフォリオ-教師と子ども情報の組織化能力を開発する-"黎明書房. 173 (2002)