2001 Fiscal Year Annual Research Report
自由サイズ点字印刷システム及び視覚障害者用LaTeX文書作成支援システムの開発
Project/Area Number |
13680265
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Research Institution | Tsukuba College of Technology |
Principal Investigator |
原 俊介 筑波技術短期大学, 視覚部一般教育等, 教授 (10091919)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 浩史 お茶の水女子大学, 人間文化研究科, 教授 (10017197)
大武 信之 筑波技術短期大学, 教育方法開発センター(視覚障害系), 助教授 (10223851)
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Keywords | 視覚障害者 / 点字 / 数式 / LaTex |
Research Abstract |
今年度は、自由サイズ点字印刷システムは原が中心となって、またLaTeX文書作成支援システムは佐藤が中心となって、原、大武と密接な連絡をとりながらの基本設計を行い、後半からシステム作りを開始し、プロトタイプがほぼ完成した。なおLaTeX文書作成支援システムそのもの検証は、システム完成後に行われるものであるが、部分単位に検証は可能であるため、システム作りと並行し、実際の利用者である全盲学生の協力を得て検証作業を進めている。主要設備として立体コピー現像機を筑波技術短期大学に設置し、またシステム開発用にタワー型パソコンをお茶の水女子大学に設置した。 本研究の今年度までの成果は2002年7月にオーストリア情報処理学会主催でリンツ市のヨハン・ケプラー大学で開催される第8回障害者支援のための計算機利用の国際会議(8 th ICCHP)で発表予定である。 本課題の共同研究者ではないが、オーストリア・リンツ市のヨハン・ケプラー大学視覚障害者支援センターのミーセンベーガー博士が2001年10月本学を訪問して、研究打ち合わせを行なった。
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Research Products
(3 results)
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[Publications] S.Hara et al.: "Braille Printing System"Proceedings of the 8th ICCHP. (accepted for publication). (2002)
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[Publications] H.Katoh et al.: "Learning from Each Other -Comparing the Support of Blind and Visually-impaired Students in Post-secondary Education in Japan and Europe"Proceedings of the 8th ICCHP, accepted for publication. (2002)
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[Publications] 石山寿子 他: "XMLにおける数式の表示形式から意味形式への変換"信学技報 Technical Report of IEICE. 69. 23-30 (2001)